第232章 Olingo2 コンポーネント
Camel バージョン 2.14 から利用可能
Olingo2 コンポーネントは Apache Olingo バージョン 2.0 API を使用して OData 2.0 準拠のサービスと対話します。多くの一般的な商用およびエンタープライズベンダーおよび製品は OData プロトコルをサポートします。サポートする製品のサンプルの一覧は、OData の Web サイト を参照してください。
Olingo2 コンポーネントは、読み取りフィード、デルタフィード、エンティティー、シンプルおよび複雑なプロパティー、リンク、数、カスタムおよび OData システムクエリーパラメーターの使用をサポートします。エンティティー、プロパティー、および関連付けリンクの更新をサポートします。また、単一の OData バッチ操作としてクエリーおよび変更リクエストの送信もサポートします。
コンポーネントは、OData サービスコネクションの HTTP コネクションパラメーターおよびヘッダーの設定をサポートします。これにより、ターゲット OData サービスに必要な SSL、OAuth2.0 などの設定が可能になります。
Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-olingo2</artifactId> <version>${camel-version}</version> </dependency>
232.1. URI 形式
olingo2://endpoint/<resource-path>?[options]