第85章 Dozer コンポーネント
Camel バージョン 2.15 から利用可能
dozer: コンポーネントは、Camel 2.15.0 以降の Dozer マッピングフレームワークを使用して Java Bean 間でマッピングする機能を提供します。 Camel は、型コンバーターと して Dozer マッピングをトリガーする機能もサポートします。 Dozer エンドポイントと Dozer コンバーターの使用の主な相違点は以下のとおりです。
- コンバーターレジストリーを介して、エンドポイントごとの Dozer マッピング設定を管理する機能。
- Dozer エンドポイントを設定して、Camel データフォーマットを使用して入出力をマーシャリング/アンマーシャリングし、単一の任意の変換エンドポイントをサポートするように設定できます。
- Dozer コンポーネントを使用すると、Dzer の粒度の細かい統合や拡張により、追加機能をサポートできます(例: マッピングリテラル値のマッピング、マッピングの式の使用など)。
Dozer コンポーネントを使用するには、Maven ユーザーは以下の依存関係を pom.xml
に追加する必要があります。
<dependency> <groupId>org.apache.camel</groupId> <artifactId>camel-dozer</artifactId> <version>x.x.x</version> <!-- use the same version as your Camel core version --> </dependency>
85.1. URI 形式
Dozer コンポーネントはプロデューサーエンドポイントのみをサポートします。
dozer:endpointId[?options]
ここで、 endpointId は Dozer エンドポイント設定を一意に識別するために使用される名前です。
Dozer エンドポイント URI の例:
from("direct:orderInput"). to("dozer:transformOrder?mappingFile=orderMapping.xml&targetModel=example.XYZOrder"). to("direct:orderOutput");