第73章 crypto(Java Cryptographic Extension)DataFormat
Camel バージョン 2.3 の時点で利用可能
Crypto Data Format は、Java Cryptographic Extension を Camel に統合し、Camel の一般的なマーシャルおよびアンマーシャリングフォーマットメカニズムを使用して、メッセージのシンプルで柔軟な暗号化と復号を可能にします。元の平文に復号化するために、cyphertext および unmarshalling の暗号化を意味するマーシャリングを想定しています。このデータ形式は、対称(共有キー)暗号化とデイジションのみを実装します。
73.1. CryptoDataFormat オプション
Crypto(Java Cryptographic Extension)のデータ形式は、以下に示す 10 個のオプションをサポートします。
Name | デフォルト | Java タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
algorithm |
|
| 使用される暗号化アルゴリズムを示す JCE アルゴリズム名。デフォルトでは DES/CBC/PKCS5Padding です。 |
cryptoProvider |
| 使用する JCE セキュリティープロバイダーの名前。 | |
keyRef |
| 使用する登録からルックアップする秘密鍵を参照します。 | |
initVectorRef |
| 暗号の初期化に使用される Initialization Vector を含むバイトアレイを参照します。 | |
algorithmParameterRef |
| 暗号の初期化に使用される JCE AlgorithmParameterSpec。指定の名前を java.security.spec.AlgorithmParameterSpec タイプとして使用してタイプを検索します。 | |
buffersize |
| 署名プロセスで使用されるバッファーサイズ | |
macAlgorithm |
|
| Message Authentication アルゴリズムを示す JCE アルゴリズム名。 |
shouldAppendHMAC |
|
| Message Authentication Code を計算し、暗号化されたデータに追加する必要があることを示すフラグ。 |
inline |
|
| 設定された IV を暗号化されたデータストリームにインライン化する必要があることを示すフラグ。デフォルトは false です。 |
contentTypeHeader |
|
| データフォーマットがデータ形式を実行できる場合に、データ形式がデータ形式の型で Content-Type ヘッダーを設定するかどうか。たとえば、XML へのデータフォーマットの application/xml、または JSon へのデータフォーマットの application/json など。 |