第182章 Kestrel コンポーネント(非推奨)
Camel バージョン 2.6 で利用可能
Kestrel コンポーネントを使用すると、メッセージを Kestrel キューに送信したり、メッセージを Kestrel キューから消費したりできます。このコンポーネントは、Kestrel サーバーとの memcached プロトコル通信に spymemcached クライアントを使用します。
kestrel プロジェクトは非アクティブであり、Camel チームはこのコンポーネントが非推奨になりました。
182.1. URI 形式
kestrel://[addresslist/]queuename[?options]
queuename は、Kestrel のキューの名前です。URI の addresslist 部分には、1 つ以上の host:port
ペアが含まれる場合があります。たとえば、kserver01:22133
のキュー foo
に接続するには、以下を使用します。
kestrel://kserver01:22133/foo
addresslist を省略すると、localhost:22133
が想定されます。つまり、以下のようになります。
kestrel://foo
同様に、addresslist の host:port
ペアからポートを省略すると、デフォルトのポート 22133 と見なされます。
kestrel://kserver01/foo
以下は、クラスター化キューの生成に使用される Kestrel エンドポイント URI の例です。
kestrel://kserver01:22133,kserver02:22133,kserver03:22133/massive
以下は、キューから同時に消費するために使用される Kestrel エンドポイント URI の例です。
kestrel://kserver03:22133/massive?concurrentConsumers=25&waitTimeMs=500