第3章 Logging 6.1
3.1. Logging 6.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1.1. Logging 6.1.2 リリースノート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースには、Logging for Red Hat OpenShift バグ修正リリース 6.1.2 が含まれています。
3.1.1.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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この機能拡張により、
lokiStack
出力にOTel
セマンティックストリームラベルが追加され、ViaQ
とOTel
の両方のストリームラベルを使用してログをクエリーできるようになります。(LOG-6579)
3.1.1.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- この更新前は、コレクターのアラートルールに概要フィールドとメッセージフィールドが含まれていました。この更新により、コレクターのアラートルールに概要フィールドと説明フィールドが含まれるようになりました。(LOG-6126)
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この更新前は、古い Pod のデプロイメントから新しい Pod のデプロイメントへの移行中に競合状態が発生していました。そのため、Operator のアップグレード後にコレクターメトリクスダッシュボードが削除されることがありました。この更新により、ダッシュボードの
ConfigMap
にラベルが追加され、アップグレードされたデプロイメントが現在の所有者として指定され、削除されなくなりました。(LOG-6280) -
この更新前は、アプリケーション入力にインフラストラクチャー namespace を含めると、その
log_type
がapplication
に設定されていました。この更新により、アプリケーション入力に含まれるインフラストラクチャー namespace のlog_type
が、infrastructure
に設定されるようになります。(LOG-6373) -
この更新前は、Cluster Logging Operator がキャッシュされたクライアントを使用して
SecurityContextConstraint
クラスターリソースを取得していたため、キャッシュが無効な場合にエラーが発生する可能性がありました。この更新により、Operator がキャッシュを使用する代わりに、常に API サーバーからデータを取得するようになりました。(LOG-6418) -
この更新前は、ロギングの
must-gather
によって、UIPlugin
、ClusterLogForwarder
、LogFileMetricExporter
、LokiStack
などのリソースが収集されませんでした。この更新により、must-gather
によってこれらすべてのリソースが収集され、cluster-logging
ディレクトリーではなく、それぞれの namespace のディレクトリーにリソースが配置されるようになりました。(LOG-6422) - この更新前は、Vector 起動スクリプトが起動時にバッファーロックファイルを削除しようとしていました。この更新により、Vector 起動スクリプトは起動時にバッファーロックファイルを削除しなくなりました。(LOG-6506)
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この更新前は、API ドキュメントで、
lokiStack
の出力がデフォルトでターゲット namespace になるという誤った記述がありました。これにより、コレクターがその出力に書き込むことができないことがありました。この更新により、この記述が API ドキュメントから削除され、Cluster Logging Operator がターゲット namespace の存在を検証するようになりました。(LOG-6573) -
この更新前は、Cluster Logging Operator が、どの入力からも参照されない出力設定を使用してコレクターをデプロイできました。この更新により、
ClusterLogForwarder
リソースの検証チェックにより、Operator がコレクターをデプロイできなくなりました。(LOG-6585)
3.1.1.3. CVE リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1.2. Logging 6.1.1 リリースノート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースには、Logging for Red Hat OpenShift バグ修正リリース 6.1.1 が含まれています。
3.1.2.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- この更新により、Loki Operator が、Red Hat OpenShift Service on AWS 4.17 以降において、Cluster Credential Operator (CCO) を使用して Google Cloud Platform (GCP) 上の Workload Identity Federation を設定できるようになりました。(LOG-6420)
3.1.2.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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この更新前は、コレクターは長い監査ログメッセージをエラーメッセージ Internal log [Found line that exceeds max_line_bytes; discarding.] で破棄していました。この更新により、監査設定のしきい値を増やすことで、長い監査メッセージの破棄が回避できるようになります。最大行サイズ
max_line_bytes
は3145728
バイトです。読み取りサイクル中に読み取られる最大バイト数max_read_bytes
は262144
バイトです。(LOG-6379) -
この更新前は、入力レシーバーサービスが繰り返し作成および削除され、TLS シークレットのマウントに問題が発生していました。この更新により、サービスは一度作成され、
ClusterLogForwarder
カスタムリソースで定義されていない場合にのみ削除されます。(LOG-6383) - この更新前は、名前が別の名前の部分文字列である場合、パイプライン検証が無限ループに入る可能性がありました。この更新により、名前の同等性がより厳密にチェックされ、無限ループが防止されます。(LOG-6405)
- この更新前は、コレクターのアラートルールには summary フィールドと message フィールドが含まれていました。この更新により、コレクターのアラートルールに summary フィールドと description フィールドが含まれます。(LOG-6407)
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この更新前は、
ClusterLogForwarder
カスタムリソースのカスタム監査入力を設定済みのLokiStack
出力で設定すると、nil ポインターの参照解除によりエラーが発生しました。この更新により、Operator は nil チェックを実行し、このようなエラーを防止します。(LOG-6449) -
この更新前は、出力タイプが
LokiStack
でない場合でも、ClusterLogForwarder
カスタムリソースのステータスにValidLokistackOTLPOutputs
条件が表示されていました。この更新により、ValidLokistackOTLPOutputs
条件が削除され、既存の出力条件の検証メッセージが修正されます。(LOG-6469) -
この更新前は、コレクターが
/var/log/oauth-server/
パスを正しくマウントしなかったため、監査ログを収集できませんでした。この更新により、ボリュームマウントが追加され、監査ログが期待どおりに収集されます。(LOG-6484) -
この更新前は、Red Hat OpenShift Logging Operator の
must-gather
スクリプトが LokiStack データの収集に失敗する可能性がありました。この更新により、must-gather
スクリプトが修正され、LokiStack データが確実に収集されます。(LOG-6498) -
この更新前は、コレクターは
oauth-apiserver
監査ログファイルを正しくマウントしませんでした。その結果、その監査ログは収集されませんでした。この更新により、ボリュームマウントが正しくマウントされ、ログが期待どおりに収集されます。(LOG-6533)
3.1.2.3. CVE リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1.3. Logging 6.1.0 リリースノート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースには、Logging for Red Hat OpenShift バグ修正リリース 6.1.0 が含まれています。
3.1.3.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.1.3.1.1. ログの収集 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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この機能拡張により、収集されたコンテナーログから送信される属性にソース
iostream
が追加されます。値は、コレクターがそれを受信した方法に基づき、stdout
またはstderr
のいずれかに設定されます。(LOG-5292) - この更新により、コレクターのデフォルトのメモリー制限が 1024 Mi から 2048 Mi に増加します。ユーザーは、クラスターの特定のニーズと仕様に基づきリソース制限を調整する必要があります。(LOG-6072)
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この更新により、ユーザーは
ClusterLogForwarder
CR の syslog 出力配信モードをAtLeastOnce
またはAtMostOnce
のいずれかに設定できるようになります。(LOG-6355)
3.1.3.1.2. ログのストレージ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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この更新により、新しい
1x.pico
LokiStack サイズは、ワークロードとログボリュームが少ないクラスター (最大 50 GB/日) をサポーするようになります。(LOG-5939)
3.1.3.2. テクノロジープレビュー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenTelemetry Protocol (OTLP) 出力ログフォワーダーは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
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この更新により、
OTel
(OpenTelemetry) データモデルを使用して OpenTelemetry ログを Red Hat Managed LokiStack インスタンスに転送できるようになります。この機能を有効にするには、ClusterLogForwarder
設定にobservability.openshift.io/tech-preview-otlp-output: "enabled"
アノテーションを追加します。追加の設定情報については、OTLP 転送 を参照してください。 -
この更新により、
lokiStack
出力仕様にdataModel
フィールドが追加されます。OpenTelemetry データ形式を使用するログ転送を設定するには、dataModel
をOtel
に設定します。デフォルトはViaq
に設定されています。データマッピングの詳細は、OTLP 仕様 を参照してください。
3.1.3.3. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
なし。