7.10. ドライランの実行
実際にイメージをミラーリングせずに、oc-mirror を使用してドライランを実行できます。これにより、ミラーリングされるイメージのリストと、ミラーレジストリーからプルーニングされるイメージを確認できます。ドライランを使用すると、イメージセット設定のエラーを早期に検出したり、生成されたイメージリストを他のツールで使用してミラーリング操作を実行したりすることもできます。
前提条件
- 必要なコンテナーイメージを取得するためのインターネットへのアクセスがある。
-
OpenShift CLI (
oc
) がインストールされている。 - oc-mirror CLI プラグインがインストールされている。
- イメージセット設定ファイルを作成した。
手順
--dry-run
フラグを指定してoc mirror
コマンドを実行し、ドライランを実行します。oc mirror --config=./imageset-config.yaml \ docker://registry.example:5000 \ --dry-run
$ oc mirror --config=./imageset-config.yaml \
1 docker://registry.example:5000 \
2 --dry-run
3 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 生成されたワークスペースディレクトリーに移動します。
cd oc-mirror-workspace/
$ cd oc-mirror-workspace/
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 生成された
mapping.txt
ファイルを確認します。このファイルには、ミラーリングされるすべてのイメージのリストが含まれています。
生成された
pruning-plan.json
ファイルを確認します。このファイルには、イメージセットの公開時にミラーレジストリーからプルーニングされるすべてのイメージのリストが含まれています。
注記pruning-plan.json
ファイルは、oc-mirror コマンドがミラーレジストリーを指し、プルーニングするイメージがある場合にのみ生成されます。