第1章 ノードのネットワーク状態と設定の監視と更新
Kubernetes NMState Operator をインストールした後、Operator を使用して、クラスターのノードのネットワーク状態とネットワーク設定を監視および更新できます。
NMState Operator のインストール方法の詳細は、Kubernetes NMState Operator を参照してください。
既存の br-ex ブリッジ、OVN-Kubernetes 管理の Open vSwitch ブリッジ、または br-ex ブリッジに関連付けられているインターフェイス、ボンディング、VLAN などを変更することはできません。ただし、カスタマイズした br-ex ブリッジを設定することはできます。
詳細は、インストーラーでプロビジョニングされるクラスターのベアメタルへのデプロイ、または ユーザーがプロビジョニングしたクラスターをベアメタルにインストール ドキュメントの「カスタマイズされた br-ex ブリッジを含むマニフェストオブジェクトの作成」を参照してください。
1.1. CLI を使用したノードのネットワーク状態の表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ノードのネットワーク状態は、クラスター内のすべてのノードのネットワーク設定です。NodeNetworkState オブジェクトはクラスター内のすべてのノードにあります。このオブジェクトは定期的に更新され、ノードのネットワークの状態を取得します。
前提条件
-
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
クラスターのすべての
NodeNetworkStateオブジェクトをリスト表示します。oc get nns
$ oc get nnsCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow NodeNetworkStateオブジェクトを検査して、そのノードにネットワークを表示します。この例の出力は、明確にするために編集されています。oc get nns node01 -o yaml
$ oc get nns node01 -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例:
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow