12.4. ファイルシステムオーバーヘッドの PVC 領域の確保
				Filesystem ボリュームモードを使用する永続ボリューム要求 (PVC) に仮想マシンディスクを追加する場合は、仮想マシンディスクおよびファイルシステムのオーバーヘッド (メタデータなど) 用に十分なスペースが PVC 上にあることを確認する必要があります。
			
デフォルトでは、OpenShift Virtualization は PVC 領域の 5.5% をオーバーヘッド用に予約し、その分、仮想マシンディスクに使用できる領域を縮小します。
				HCO オブジェクトを編集して、別のオーバーヘッド値を設定できます。値はグローバルに変更でき、特定のストレージクラスの値を指定できます。
			
12.4.1. デフォルトのファイルシステムオーバーヘッド値のオーバーライド リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					HCO オブジェクトの spec.filesystemOverhead 属性を編集することで、OpenShift Virtualization がファイルシステムオーバーヘッド用に予約する永続ボリューム要求 (PVC) 領域の量を変更します。
				
前提条件
- 
							OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。 
手順
次のコマンドを実行して、
HCOオブジェクトを編集用に開きます。oc edit hyperconverged kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnv
$ oc edit hyperconverged kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnvCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.filesystemOverheadフィールドを編集して、選択した値でデータを設定します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 
							エディターを保存して終了し、
HCOオブジェクトを更新します。 
検証
次のいずれかのコマンドを実行して、
CDIConfigステータスを表示し、変更を確認します。CDIConfigへの変更を全般的に確認するには、以下を実行します。oc get cdiconfig -o yaml
$ oc get cdiconfig -o yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 上記の手順で行った
CDIConfigへの変更を表示するには、以下を実行します。oc get cdiconfig -o jsonpath='{.items..status.filesystemOverhead}'$ oc get cdiconfig -o jsonpath='{.items..status.filesystemOverhead}'Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow