11.5.4. 予期しないリソース削除動作
Machine API と Cluster API 間のリソースの移行をサポートするクラスターでは、Machine API が権限を持つクラスター上の Cluster API リソースを削除すると、予期しない動作が発生する可能性があります。
- 原因
権限を持つ API を使用するリソースについて、双方向同期コントローラーは、現行の権限を持つ API を使用しない対応するリソースを作成し、維持します。
現行の権限を持つ API を使用していないリソースを削除する場合の動作は、どの API が権限を持っているかにより異なります。
- Machine API が権限を持つクラスター上の Cluster API リソースを削除すると、同期コントローラーは対応する Machine API リソースを削除します。
- Cluster API が権限を持つクラスター上の Machine API リソースを削除しても、同期コントローラーは対応する Cluster API リソースを削除しません。この動作の違いにより、Machine API の使用から Cluster API の使用への移行がサポートされます。
この動作は、リソースを直接削除するとき、およびスケールダウン操作を実行するときに発生します。
- 結果
どの API が権限を持っているかに応じて動作が異なるため、次のような結果が生じます。
- Cluster API が権限を持つクラスターの場合、対応する Cluster API リソースに影響を与えずに Machine API リソースを削除できます。
- Machine API が権限を持つクラスターの場合、対応する Machine API リソースを削除しなければ Cluster API リソースは削除できません。
- 回避策
- Machine API が権限を持つクラスターの場合は、対応する Machine API リソースも削除する場合以外で Cluster API リソースを削除しないでください。