9.5.2. cert-manager Operator API から環境変数をオーバーライドして cert-manager をカスタマイズする


特定の運用要件に合わせてデプロイメントを最適化できるように、オーバーライドは cert-manager Operator for Red Hat OpenShift の環境変数をサポートしています。OperatorAPI を通じてこれらの変数をカスタマイズすることで、デフォルト値とは異なるプロキシー設定やシステムレベルの調整などの設定を適用できます。

CertManager リソースに spec.controllerConfig セクションを追加することで、cert-manager Operator for Red Hat OpenShift でサポートされている環境変数をオーバーライドできます。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、CertManager リソースを編集します。

    $ oc edit certmanager cluster
  2. 次のオーバーライド引数を指定して、spec.controllerConfig セクションを追加します。

    apiVersion: operator.openshift.io/v1alpha1
    kind: CertManager
    metadata:
      name: cluster
      ...
    spec:
      ...
      controllerConfig:
        overrideEnv:
          - name: HTTP_PROXY
            value: http://<proxy_url>
          - name: HTTPS_PROXY
            value: https://<proxy_url>
          - name: NO_PROXY
            value: <ignore_proxy_domains>

    ここでは、以下のようになります。

    HTTP_PROXY
    プロキシーサーバーの URL を指定します。
    NO_PROXY

    コンマ区切りのドメインリストを指定します。これらのドメインは、プロキシーサーバーにより無視されます。

    注記

    オーバーライド可能な環境変数の詳細は、「CertManager カスタムリソースのフィールドの説明」の「cert-manager コンポーネントのオーバーライド可能な環境変数」を参照してください。

  3. 変更を保存してテキストエディターを終了し、変更を適用します。

検証

  1. 次のコマンドを実行して、cert-manager コントローラー Pod が再デプロイされているか確認します。

    $ oc get pods -l app.kubernetes.io/name=cert-manager -n cert-manager

    出力例

    NAME                          READY   STATUS    RESTARTS   AGE
    cert-manager-bd7fbb9fc-wvbbt  1/1     Running   0          39s

  2. 次のコマンドを実行して、cert-manager Pod の環境変数が更新されているか確認します。

    $ oc get pod <redeployed_cert-manager_controller_pod> -n cert-manager -o yaml

    出力例

        env:
        ...
        - name: HTTP_PROXY
          value: http://<PROXY_URL>
        - name: HTTPS_PROXY
          value: https://<PROXY_URL>
        - name: NO_PROXY
          value: <IGNORE_PROXY_DOMAINS>

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