第4章 Network Observability について
Network Observability Operator を使用し、eBPF テクノロジーを利用してネットワークトラフィックを観測することで、Prometheus メトリクスと Loki ログを通じてトラブルシューティング用の詳細情報を入手できます。
OpenShift Container Platform コンソールでこの保存された情報を表示および分析して、さらに詳細な分析やトラブルシューティングを行うことができます。
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Network Observability Operator は、FlowCollector API カスタムリソースを提供します。FlowCollector インスタンスは、ネットワークフロー収集の設定を可能にするクラスタースコープのリソースです。このインスタンスは、監視パイプラインを形成する Pod とサービスをデプロイします。
eBPF エージェントは daemonset オブジェクトとしてデプロイされ、ネットワークフローを作成します。このパイプラインは、ネットワークフローを収集し、Kubernetes メタデータでエンリッチしてから、Loki への保存や Prometheus メトリクスの生成を行います。