10.8.2. SR-IOV の追加ネットワークの設定


SriovNetwork オブジェクトを作成して、SR-IOV ハードウェアを使用する追加のネットワークを設定できます。SriovNetwork オブジェクトの作成時に、SR-IOV Network Operator は NetworkAttachmentDefinition オブジェクトを自動的に作成します。

注記

SriovNetwork オブジェクトが running 状態の Pod または仮想マシンに割り当てられている場合、これを変更したり、削除したりしないでください。

前提条件

  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとしてログインしている。

手順

  1. 以下の SriovNetwork オブジェクトを作成してから、YAML を <name>-sriov-network.yaml ファイルに保存します。<name> を、この追加ネットワークの名前に置き換えます。

    apiVersion: sriovnetwork.openshift.io/v1
    kind: SriovNetwork
    metadata:
      name: <name>
      namespace: openshift-sriov-network-operator
    spec:
      resourceName: <sriov_resource_name>
      networkNamespace: <target_namespace>
      vlan: <vlan>
      spoofChk: "<spoof_check>"
      linkState: <link_state>
      maxTxRate: <max_tx_rate>
      minTxRate: <min_rx_rate>
      vlanQoS: <vlan_qos>
      trust: "<trust_vf>"
      capabilities: <capabilities>
    • metadata.name はSriovNetwork オブジェクトの名前を定義します。SR-IOV Network Operator は、同じ名前を持つ NetworkAttachmentDefinition オブジェクトを作成します。
    • metadata.namespace は、SR-IOV Network Operator がインストールされている名前空間を定義します。
    • spec.resourceName は、この追加ネットワークの SR-IOV ハードウェアを定義する SriovNetworkNodePolicy オブジェクトの .spec.resourceName パラメーターの値を定義します。
    • spec.networkNamespace はSriovNetwork オブジェクトのターゲットネームスペースを定義します。ターゲットネームスペース内の Pod または仮想マシンのみが SriovNetwork オブジェクトに接続できます。
    • spec.vlan は、 追加ネットワークの仮想 LAN(VLAN)ID を定義するオプションのフィールドです。整数値は 0 から 4095 である必要があります。デフォルト値は 0 です。
    • spec.spoofChk は、VF のなりすましチェックモードを定義するオプションフィールドです。許可される値は、文字列の "on" および "off" です。

      重要

      指定する値を引用符で囲む必要があります。そうしないと、CR は SR-IOV ネットワーク Operator によって拒否されます。

    • spec.linkState は、Virtual Function (VF) のリンク状態を定義するオプションのフィールドです。許可される値は、enabledisable、および auto です。
    • spec.maxTxRate は、VF の最大送信速度を Mbps 単位で定義するオプションのフィールドです。
    • spec.minTxRate は、VF の最小伝送速度 (Mbps) を定義するオプションのフィールドです。この値は、常に最大伝送速度以下でなければなりません。

      注記

      Intel NIC は minTxRate パラメーターをサポートしません。詳細は、BZ#1772847 を参照してください。

    • spec.vlanQoS は、VF の IEEE 802.1p 優先度レベルを定義するオプションのフィールドです。デフォルト値は 0 です。
    • spec.trust は、VF の信頼モードを定義するオプションのフィールドです。許可される値は、文字列の "on" および "off" です。

      重要

      指定する値を引用符で囲む必要があります。そうしないと、CR は SR-IOV ネットワーク Operator によって拒否されます。

    • spec.capabilities: このネットワーク用に設定する機能を定義するオプションのフィールド。
  1. オブジェクトを作成するには、以下のコマンドを入力します。<name> を、この追加ネットワークの名前に置き換えます。

    $ oc create -f <name>-sriov-network.yaml
  2. オプション: 以下のコマンドを実行して、直前の手順で作成した SriovNetwork オブジェクトに関連付けられた NetworkAttachmentDefinition オブジェクトが存在することを確認するには、以下のコマンドを入力します。<namespace> を、SriovNetwork オブジェクトで指定した namespace に置き換えます。

    $ oc get net-attach-def -n <namespace>
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