第5章 カスタマイズを使用した IBM Cloud へのクラスターのインストール
OpenShift Container Platform バージョン 4.20 では、ネットワーク設定オプションなどのカスタマイズを加えた installer-provisioned infrastructure を使用して、カスタマイズされたクラスターを IBM Cloud® にインストールできます。いずれの場合も、クラスターをインストールする前に、install-config.yaml ファイル内のパラメーターを変更します。
ネットワーク設定をカスタマイズすることにより、クラスターは環境内の既存の IP アドレスの割り当てと共存でき、既存の MTU および VXLAN 設定と統合できます。
大半のネットワーク設定パラメーターはインストール時に設定する必要があり、実行中のクラスターで変更できるのは kubeProxy 設定パラメーターのみになります。
5.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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- OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスの詳細を確認した。
- クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を確認した。
- クラスターをホストするように IBM Cloud® アカウントを設定 している。
- ファイアウォールを使用する場合は、クラスターがアクセスを必要とする サイトを許可するようにファイアウォールを設定 する必要がある。
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クラスターをインストールする前に、
ccoctlユーティリティーを設定している。詳細は、IBM Cloud® 用の IAM の設定 を参照してください。