1.4. イメージストリームにおけるイメージタグの理解
OpenShift Container Platform のイメージタグを使用すると、イメージストリーム内のコンテナーイメージの特定のバージョンを整理、識別、参照できます。タグとは、特定のイメージレイヤーやダイジェストへのポインターとして機能する、人間が読みやすいラベルのことです。
タグは、イメージストリーム内で可変ポインターとして機能します。新しいイメージがストリームにインポートまたはタグ付けされると、タグは新しいイメージの不変の SHA ダイジェストを指すように更新されます。1 つのイメージダイジェストには、複数のタグを同時に割り当てることができます。たとえば、:v3.11.59-2 と :latest という タグは、同じイメージダイジェストに割り当てられます。
タグには主に 2 つの利点があります。
- タグは、ビルドやデプロイメントにおいて、イメージストリームから特定のバージョンのイメージを要求するための主要なメカニズムとして機能します。
-
タグは、イメージの明確性を維持し、異なる環境間でのイメージ共有を容易にするのに役立ちます。たとえば、
:testタグのイメージを:prodタグに昇格させることができます。
イメージタグは主に設定ファイル内のイメージを参照するために使用されますが、OpenShift Container Platform では、イメージストリーム内でタグを直接管理するための oc tag コマンドが提供されています。このコマンドは、podman の tag コマンド や docker の tag コマンドに似ていますが、ローカルイメージを直接操作するのではなく、イメージストリームに対して操作を行います。これは、イメージストリーム内で新しいタグポインターを作成したり、既存のタグポインターを更新して新しいイメージを指すようにするために使用されます。
イメージタグは、コロン (:) を区切り文字として使用して、イメージ名またはイメージストリーム名に追加されます。
| コンテキスト | 構文形式 | 例 |
|---|---|---|
| 外部レジストリー |
|
|
| ローカルイメージストリーム |
|
|