5.12. oc-mirror プラグイン v2 の ImageSet 設定パラメーター
oc-mirror プラグイン v2 には、ミラーリングするイメージを定義するイメージセット設定ファイルが必要です。次の表に、ImageSetConfiguration
リソースで使用可能なパラメーターを示します。
minVersion
および maxVersion
プロパティーを使用して特定の Operator バージョン範囲をフィルターすると、複数のチャネルヘッドエラーが発生する可能性があります。エラーメッセージには、multiple channel heads
があることが示されます。これは、フィルターを適用すると、Operator の更新グラフが切り捨てられるためです。
OLM の要件として、すべての Operator チャネルに、1 つのエンドポイント (つまり最新バージョンの Operator) を持つ更新グラフを構成するバージョンが含まれている必要があります。フィルター範囲を適用すると、更新グラフが 2 つ以上の個別のグラフ、または複数のエンドポイントを持つグラフに変換されることがあります。
このエラーを回避するには、最新バージョンの Operator を除外しないでください。それでもエラーが発生する場合は、Operator に応じて、maxVersion
プロパティーを増やすか、minVersion
プロパティーを減らす必要があります。Operator グラフはそれぞれ異なる可能性があるため、エラーが解決するまでこれらの値を調整する必要がある場合があります。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
|
|
文字列の例: |
| イメージセット内の各アーカイブファイルの最大サイズ (GiB 単位)。 |
整数の例: |
|
|
ブール値のサンプル |
| イメージセットの設定。 | オブジェクト |
| イメージセットの追加のイメージ設定。 | オブジェクトの配列 以下に例を示します。 additionalImages: - name: registry.redhat.io/ubi8/ubi:latest
|
| ミラーリングするイメージのタグまたはダイジェスト。 |
文字列の例: |
| ミラーリングをブロックするタグまたはダイジェスト (SHA) を持つイメージのリスト。 |
文字列配列の例: |
|
イメージセットの Helm 設定。oc-mirror プラグインは、手動で変更された | オブジェクト |
| ミラーリングするローカル Helm チャート。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 local: - name: podinfo path: /test/podinfo-5.0.0.tar.gz
|
| ローカルヘルムチャート内のコンテナーイメージのカスタムパス。 + 注記
+ 注記
オペランドイメージは、ランタイム時に Operator コントローラーによって動的にデプロイされ、通常はコントローラーのデプロイメントテンプレート内の環境変数によって参照されます。OpenShift Container Platform 4.20 より前は、 |
文字列の配列。例: |
| ミラーリングするローカル Helm チャートの名前。 |
文字列。例: |
| ミラーリングするローカル Helm チャートのパス。 |
文字列。例: |
| ミラーリング元のリモート Helm リポジトリー。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 |
| ミラーリング元の Helm リポジトリーの名前。 |
文字列。例: |
| ミラーリング元の helm リポジトリーの URL。 |
文字列。例: |
| ミラーリングするリモート Helm チャート。 | オブジェクトの配列。 |
| ミラーリングする Helm チャートの名前。 |
文字列。例: |
| helm チャート内のコンテナーイメージのカスタムパス。 + 注記
+ 注記
オペランドイメージは、ランタイム時に Operator コントローラーによって動的にデプロイされ、通常はコントローラーのデプロイメントテンプレート内の環境変数によって参照されます。OpenShift Container Platform 4.20 より前は、 |
文字列の配列。例: |
| イメージセットの Operators 設定。 | オブジェクトの配列 以下に例を示します。 operators: - catalog: registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:4.20 packages: - name: elasticsearch-operator minVersion: '2.4.0'
|
| イメージセットに含める Operator カタログ。 |
文字列の例: |
|
|
ブール値。デフォルト値は |
| Operator パッケージ設定 | オブジェクトの配列 以下に例を示します。 operators: - catalog: registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:4.20 packages: - name: elasticsearch-operator minVersion: '5.2.3-31'
|
| イメージセットに含める Operator パッケージ名 |
文字列の例: |
| Operator パッケージのチャネル設定。 | オブジェクト |
| イメージセットに含める、パッケージ内で一意の Operator チャネル名。 |
文字列の例: |
| Operator が存在するすべてのチャネルでミラーリングする最上位バージョンの Operator。 |
文字列の例: |
| 存在するすべてのチャネル間でミラーリングする Operator の最低バージョン。 |
文字列の例: |
| Operator が存在するすべてのチャネルでミラーリングする最上位バージョンの Operator。 |
文字列の例: |
| 存在するすべてのチャネル間でミラーリングする Operator の最低バージョン。 |
文字列の例: |
| 参照されるカタログをミラーリングするための代替名とオプションの namespace 階層。 |
文字列の例: |
| oc-mirror プラグイン v2 が生成した catalogSource カスタムリソースを完了するために使用するテンプレートのディスク上のパス。 |
文字列の例: |
|
|
文字列の例: |
| イメージセットのプラットフォーム設定。 | オブジェクト |
| ミラーリングするプラットフォームリリースペイロードのアーキテクチャー。 | 文字列の配列例:
デフォルト値は |
| イメージセットのプラットフォームチャネル設定。 | オブジェクトの配列の例: channels: - name: stable-4.12 - name: stable-4.20
|
|
|
ブール値。デフォルト値は |
| リリースチャネルの名前。 |
文字列の例: |
| ミラーリングされる参照プラットフォームの最小バージョン。 |
文字列の例: |
| ミラーリングされる参照プラットフォームの最上位バージョン。 |
文字列の例: |
| 最短パスミラーリングまたはフルレンジミラーリングを切り替えます。 |
ブール値。デフォルト値は |
| ミラーリングするプラットフォームのタイプ。 |
文字列の例: |
| OSUS グラフがイメージセットに追加され、その後ミラーに公開されるかどうかを示します。 |
ブール値。デフォルト値は |
| フィルタリングからデフォルトチャネルを除外する場合は定義する必要があります。 | オブジェクトの配列。以下に例を示します。 |
5.12.1. DeleteImageSetConfiguration パラメーター リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
oc-mirror プラグイン v2 でイメージの削除を使用するには、ミラーレジストリーから削除するイメージを定義する DeleteImageSetConfiguration.yaml
設定ファイルを使用する必要があります。次の表は、DeleteImageSetConfiguration
リソースで使用可能なパラメーターを示しています。
パラメーター | 説明 | 値 |
---|---|---|
|
|
文字列の例: |
| 削除するイメージセットの設定。 | オブジェクト |
| 削除イメージセットの追加イメージ設定。 | オブジェクトの配列の例: additionalImages: - name: registry.redhat.io/ubi8/ubi:latest
|
| 削除するイメージのタグまたはダイジェスト。 |
文字列の例: |
| 削除イメージセットの Operator の設定。 | オブジェクトの配列の例: operators: - catalog: registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:{product-version} packages: - name: elasticsearch-operator minVersion: '2.4.0'
|
| 削除イメージセットに含める Operator カタログ。 |
文字列の例: |
| true の場合、完全なカタログ、Operator パッケージ、または Operator チャネルが削除されます。 |
ブール値。デフォルト値は |
| Operator パッケージ設定 | オブジェクトの配列の例: operators: - catalog: registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:{product-version} packages: - name: elasticsearch-operator minVersion: '5.2.3-31'
|
| 削除イメージセットに含める Operator パッケージ名。 |
文字列の例: |
| Operator パッケージのチャネル設定。 | オブジェクト |
| 削除イメージセットに含める、パッケージ内で一意の Operator チャネル名。 |
文字列の例: |
| 選択したチャネル内で削除する Operator の最大バージョン。 |
文字列の例: |
| Operator が存在する選択範囲内で削除する Operator の最小バージョン。 |
文字列の例: |
| Operator が存在するすべてのチャネルで削除する最大バージョンの Operator。 |
文字列の例: |
| Operator が存在するすべてのチャネルで削除する最小バージョンの Operator。 |
文字列の例: |
| イメージセットのプラットフォーム設定。 | オブジェクト |
| 削除するプラットフォームリリースペイロードのアーキテクチャー。 | 文字列の配列例:
デフォルト値は |
| イメージセットのプラットフォームチャネル設定。 | オブジェクトの配列 以下に例を示します。 channels: - name: stable-4.12 - name: stable-4.20
|
|
|
ブール値。デフォルト値は |
| リリースチャネルの名前。 |
文字列の例: |
| 削除する参照プラットフォームの最小バージョン。 |
文字列の例: |
| 削除する参照プラットフォームの最大バージョン。 |
文字列の例: |
| 最短パスの削除と全範囲の削除を切り替えます。 |
ブール値。デフォルト値は |
| 削除するプラットフォームのタイプ |
文字列の例: |
| ミラーレジストリー上の OSUS グラフも削除するかどうかを指定します。 |
ブール値。デフォルト値は |