6.2. Infrastructure as a Service (IaaS)およびクラウドプロバイダーに関する考慮事項


このガイダンスは、ユーザーマネージドネットワークオプションを使用して、OpenShift Container Platform コントロールプレーンノードがユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーインストーラー(platform=none)またはエージェントベースのインストーラー(platform=metal)でサポートされているインフラストラクチャープロバイダーに適用されます。インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーインストーラーはこれらのガイドラインでは説明されていません。ただし、可能な場合、インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーのデプロイメントは、これらのガイドラインまたは同様のガイドラインに従って、可能であればクラウドまたは IaaS プロバイダー上のゾーンまたはアベイラビリティーゾーンに広がります。これは、インフラストラクチャープロバイダー固有の統合が利用できないことを意味します(たとえば、ストレージサービスやロードバランサーなどのクラウドプロバイダーサービスとのインテグレーション)。プロバイダー固有のサービスは、引き続き外部サービスとして使用することができます。

コントロールプレーンノードに異なるインフラストラクチャープラットフォームプロバイダーを使用することは推奨されません(たとえば、IaaS、クラウド、およびベアメタルノードとしてのノードの組み合わせ)。このような組み合わせが必要な場合は、以下のガイドラインを考慮してください。

  • インフラストラクチャー全体での最大有効 MTU は、デプロイメントに使用されている最大 MTU です。小さい MTU の使用は許容範囲です。詳細は 、OpenShift Container Platform 4.x での MTU 設定の理解と検証 を参照してください。
  • 組み合わせたディスクとネットワークレイテンシーとジッターは、etcd ピアのラウンドトリップ時間を 100 ミリ秒未満に維持する必要があります。これは、ネットワークのラウンドトリップ時間と同じではありません。
  • レイヤード製品では、レイテンシーの要件が低くなる可能性があります。この場合、レイテンシー制限は、レイヤード製品がサポートするアーキテクチャーの要件によって決定されます。たとえば、Red Hat OpenShift Data Foundation とデータセンターにまたがる OpenShift Container Platform クラスターデプロイメントでは、RTT が 10 ミリ秒未満のレイテンシー要件が必要です。このような場合は、特定の製品のガイダンスに従ってください。
  • OpenShift Data Foundation を使用してストレージプロバイダーとしてデータセンターにまたがるクラスターデプロイメントのガイダンスは、OpenShift ワークロード用の OpenShift Data Foundation Disaster Recovery の設定 を参照してください。
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