11.6. ホストされたクラスター内のワークロードのスケールアップおよびスケールダウン


ホストされたクラスターのワークロードをスケールアップおよびスケールダウンするには、ScaleUpAndScaleDown の動作を使用できます。コンピュートノードは、ワークロードを追加し、ワークロードを削除するときにスケールダウンするとスケールアップされます。

前提条件

  • HostedCluster および NodePool リソースを作成している。

手順

  1. スケーリング動作を ScaleUpAndScaleDown に設定して、ホストされたクラスターのクラスターの自動スケーリングを有効にします。以下のコマンドを実行します。

    $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> \
      hostedcluster <hosted_cluster_name> \
      --type=merge \
      --patch='{"spec": {"autoscaling": {"scaling": "ScaleUpAndScaleDown", "maxPodGracePeriod": 60, "scaleDown": {"utilizationThresholdPercent": 50}}}}'
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  2. Cluster Autoscaler がノード数を管理できるようにするため、NodePool リソースから spec.replicas フィールドを削除します。以下のコマンドを実行します。

    $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> \
      nodepool <node_pool_name> \
      --type=json  \
      --patch='[{"op": "remove", "path": "/spec/replicas"}]'
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  3. クラスターの自動スケーリングを有効にして、ノードプールの最小および最大ノード数を設定します。以下のコマンドを実行します。

    $ oc patch -n <hosted_cluster_namespace> \
      nodepool <nodepool_name> \
      --type=merge --patch='{"spec": {"autoScaling": {"max": 3, "min": 1}}}'
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検証

  • すべてのコンピュートノードが Ready ステータスであることを確認するには、以下のコマンドを実行します。

    $ oc --kubeconfig <hosted_cluster_name>.kubeconfig get nodes
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