2.9. ロードバランサーの許可された送信元範囲を使用した Ingress クラスタートラフィックの設定


Ingress コントローラーの IP アドレス範囲のリストを指定できます。このアクションは、endpointPublishingStrategy パラメーターに LoadBalancerService の 値を指定した場合に、ロードバランサーサービスへのアクセスを制限します。

2.9.1. ロードバランサーの許可されるソース範囲の設定

spec.endpointPublishingStrategy.loadBalancer.allowedSourceRanges パラメーターを有効化および設定できます。ロードバランサーの許可されるソース範囲を設定することで、Ingress Controller のロードバランサーへのアクセスを、指定した IP アドレス範囲のリストに制限できます。

Ingress Operator はロードバランサーサービスを調整し、AllowedSourceRanges に基づいて spec.loadBalancerSourceRanges パラメーターを設定します。

注記

OpenShift Container Platform の以前のバージョンで spec.loadBalancerSourceRanges パラメーターまたはロードバランサーサービスアノテーション service.beta.kubernetes.io/load-balancer-source-ranges をすでに設定している場合、アップグレード後に Ingress Controller が Progressing=True を報告するようになります。この問題を解決するには、spec.loadBalancerSourceRanges パラメーターを上書きし、service.beta.kubernetes.io/load -balancer-source-ranges アノテーションをクリアする AllowedSourceRanges を設定します。Ingress Controller は、再び Progressing=False の報告を開始します。

前提条件

  • 実行中のクラスターにデプロイされた Ingress Controller があります。

手順

  • 次のコマンドを実行して、Ingress Controller の許可されるソース範囲 API を設定します。

    $ oc -n openshift-ingress-operator patch ingresscontroller/default \
        --type=merge --patch='{"spec":{"endpointPublishingStrategy": \
        {"type":"LoadBalancerService", "loadbalancer": \
        {"scope":"External", "allowedSourceRanges":["0.0.0.0/0"]}}}}'

    ここでは、以下のようになります。

    allowedSourceRanges
    例の値 0.0.0.0/0 は、許可されるソース範囲を指定します。
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