5.26.11. must-gather ツールの使用
must-gather ツールを使用して、OADP カスタムリソースに関するログと情報を収集します。must-gather データはすべてのカスタマーケースに添付する必要があります。
must-gather ツールはコンテナーであり、常に実行される訳ではありません。このツールは 、must-gather コマンドを実行して起動した後、数分間だけ動作します。
5.26.11.1. must-gather ツールの使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デフォルト設定、タイムアウト、および安全でない TLS オプションを使用して、must-gather ツールを実行します。オプションを使用するには、該当するオプションに対応するフラグを must-gather コマンドに追加します。
- デフォルト設定
-
この設定は、OADP Operator がインストールされているすべての namespace の Pod ログ、OADP、および
Veleroカスタムリソース (CR) 情報を収集します。 - Timeout
-
失敗した
BackupCR が多数ある場合は、データ収集に長い時間がかかる可能性があります。タイムアウト値を設定することでパフォーマンスを向上させることができます。 - 非セキュアな TLS 接続
-
カスタム CA 証明書を使用する場合は、非セキュアな TLS 接続とともに
must-gatherツールを使用します。
must-gather ツールは、収集した情報で Markdown 出力ファイルを生成します。Markdown ファイルはクラスターディレクトリーにあります。
サポートされるフラグの詳細は、次の例に示すように、must-gather ツールで help フラグを使用します。
$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5 -- /usr/bin/gather -h
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform クラスターにログインしている。 -
OpenShift CLI (
oc) がインストールされている。
手順
-
must-gatherデータを保存するディレクトリーに移動します。 次のデータ収集オプションのいずれかに対して、
oc adm must-gatherコマンドを実行します。must-gatherツールのデフォルト設定を使用するには、以下のコマンドを実行します。$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5must-gatherツールで timeout フラグを使用するには、以下のコマンドを実行します。$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5 -- /usr/bin/gather --request-timeout 1mこの例では、タイムアウトは 1 分です。
must-gatherツールで非セキュアな TLS 接続フラグを使用するには、以下のコマンドを実行します。$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5 -- /usr/bin/gather --skip-tls非セキュアな TLS 接続と timeout フラグの組み合わせを
must-gatherツールで使用するには、以下のコマンドを実行します。$ oc adm must-gather --image=registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5 -- /usr/bin/gather --request-timeout 15s --skip-tlsこの例では、タイムアウトは 15 秒です。デフォルトでは、
--skip-tlsフラグの値はfalseです。安全でない TLS 接続を許可するには、値をtrueに設定します。
検証
-
Markdown 出力ファイルが次の場所に生成されていることを確認します:
must-gather.local.89…054550/registry.redhat.io/oadp/oadp-mustgather-rhel9:v1.5-sha256-0…84/clusters/a4…86/oadp-must-gather-summary.md Markdown プレビューワーでファイルを開き、Markdown ファイルで
must-gatherデータを確認します。出力例は、以下のイメージを参照してください。この出力ファイルを Red Hat カスタマーポータル で作成したサポートケースにアップロードできます。図5.2 must-gather ツールのマークダウン出力の例