10.5.7. Nutanix のコントロールプレーン設定オプション
コントロールプレーンマシンセット仕様の値を編集することで、インフラストラクチャーや環境の変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。
コントロールプレーンマシンセットへの更新を保存すると、設定された更新ストラテジーに従って Control Plane Machine Set Operator がコントロールプレーンマシンを更新します。詳細は、制御プレーン設定の更新を参照してください。
以下の YAML スニペットの例は、Nutanix クラスターのプロバイダー仕様と障害ドメイン設定を示しています。
10.5.7.1. Nutanix プロバイダーの仕様例 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
コントロールプレーンマシンセットプロバイダー仕様の値を編集することで、基盤となるインフラストラクチャーの変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。
以下の YAML の例は、Nutanix クラスターの有効な設定を示しています。
既存のクラスター用のコントロールプレーンマシンセットを作成する場合、プロバイダーの仕様が、インストールプログラムによって作成されるコントロールプレーンマシンのカスタムリソース (CR) の providerSpec 設定と一致する必要があります。
以下の例では、<cluster_id> という文字列はインフラストラクチャー ID です。インフラストラクチャー ID は、インストールプログラムがクラスタープロビジョニング中に使用したクラスター ID と一致します。OpenShift CLI (oc) がインストールされている場合は、以下のコマンドを実行してインフラストラクチャー ID を取得できます。
$ oc get -o jsonpath='{.status.infrastructureName}{"\n"}' infrastructure cluster
Nutanix providerSpec の値の例
apiVersion: machine.openshift.io/v1
kind: ControlPlaneMachineSet
metadata:
name: cluster
namespace: openshift-machine-api
spec:
# ...
template:
# ...
spec:
providerSpec:
value:
apiVersion: machine.openshift.io/v1
bootType: ""
categories:
- key: <category_name>
value: <category_value>
cluster:
type: uuid
uuid: <cluster_uuid>
credentialsSecret:
name: nutanix-credentials
image:
name: <cluster_id>-rhcos
type: name
kind: NutanixMachineProviderConfig
memorySize: 16Gi
metadata:
creationTimestamp: null
project:
type: name
name: <project_name>
subnets:
- type: uuid
uuid: <subnet_uuid>
systemDiskSize: 120Gi
userDataSecret:
name: master-user-data
vcpuSockets: 8
vcpusPerSocket: 1
ここでは、以下のようになります。
spec.template.spec.providerSpec.value.bootTypeコントロールプレーンマシンが使用するブートタイプを指定します。ブートの種類に関する詳細は、仮想化環境における UEFI、セキュアブート、および TPM の理解 (Nutanix ドキュメント) を参照してください。
有効な値は、
Legacy、SecureBoot、またはUEFIです。デフォルトは、Legacyです。注記OpenShift Container Platform 4.20 では、
Legacyブートタイプを使用する必要があります。spec.template.spec.providerSpec.value.categories-
コントロールプレーンマシンに適用する 1 つ以上の Nutanix Prism カテゴリーを指定します。このスタンザには、Prism Central に存在するカテゴリーのキーと値のペアの
keyおよびvalueパラメーターが必要です。カテゴリーの詳細は、カテゴリー管理 を参照してください。 spec.template.spec.providerSpec.value.clusterNutanix Prism Element のクラスター設定を指定します。この例のクラスタータイプは
uuidであるため、uuidスタンザがあります。注記クラスターが障害ドメインを使用する場合は、障害ドメインでこのパラメーターを設定します。障害ドメインを使用する際にプロバイダー仕様でこの値を指定した場合、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメイン内の値を使用します。
spec.template.spec.providerSpec.value.credentialsSecret- クラスターのシークレット名を指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.image- ディスクのソースイメージへのパスを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.kind- クラウドプロバイダープラットフォームのタイプを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.memorySize- コントロールプレーンマシンに割り当てられるメモリーを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.project-
クラスターに使用する Nutanix プロジェクトを指定します。この例のプロジェクトタイプは
nameであるため、nameスタンザがあります。 spec.template.spec.providerSpec.value.subnets1 つ以上の Prism Element サブネットオブジェクトを指定します。この例では、サブネットタイプは
uuidであるため、uuidスタンザがあります。クラスター内の Prism Element 障害ドメインごとに最大 32 個のサブネットがサポートされます。重要API サーバーとイングレスサーバーがホストされている元のサブネットをクラスターから削除しないでください。
指定したサブネットのいずれかの CIDR IP アドレス接頭辞に、OpenShift Container Platform クラスターが使用する仮想 IP アドレスが含まれている必要があります。すべてのサブネット UUID 値が一意である必要があります。
注記クラスターが障害ドメインを使用する場合は、障害ドメインでこのパラメーターを設定します。障害ドメインを使用する際にプロバイダー仕様でこの値を指定した場合、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメイン内の値を使用します。
spec.template.spec.providerSpec.value.systemDiskSize- コントロールプレーンマシンの VM ディスクサイズを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.userDataSecret- コントロールプレーンのユーザーデータシークレットを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.vcpuSockets- コントロールプレーンマシンに割り当てられる vCPU ソケットの数を指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.vcpusPerSocket- 各コントロールプレーン vCPU ソケットの vCPU の数を指定します。