5.3.2. バージョン比較文字列
Operator または拡張機能のカスタムリソース (CR) の spec.version フィールドに比較文字列を追加することで、バージョン範囲を定義できます。比較文字列は、スペースまたはコンマで区切られた値と、二重引用符 (") で囲まれた 1 つ以上の比較演算子のリストです。文字列の間に比較演算子の OR または二重縦棒 (||) を含めることで、別の比較文字列を追加できます。
| 比較演算子 | 定義 |
|---|---|
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| 等しい |
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| 等しくない |
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| より大きい |
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| より小さい |
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| より大か等しい |
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| より小か等しい |
次の例のような範囲比較を使用して、Operator または拡張機能の CR でバージョン範囲を指定できます。
バージョン範囲の比較例
apiVersion: olm.operatorframework.io/v1
kind: ClusterExtension
metadata:
name: <clusterextension_name>
spec:
namespace: <installed_namespace>
serviceAccount:
name: <service_account_installer_name>
source:
sourceType: Catalog
catalog:
packageName: <package_name>
version: ">=1.11, <1.13"
すべてのタイプの比較文字列でワイルドカード文字を使用できます。OLM v1 では、x、X、およびアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用できます。ワイルドカード文字と比較演算子の等号 (=) を使用する場合は、パッチまたはマイナーバージョンレベルでの比較を定義します。
| ワイルドカード比較 | 一致する文字列 |
|---|---|
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比較演算子のチルダ (~) を使用して、パッチリリースを比較できます。パッチリリースの比較では、次のメジャーバージョンまでのマイナーバージョンを指定します。
| パッチリリースの比較 | 一致する文字列 |
|---|---|
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比較演算子のキャレット (^) を使用して、メジャーリリースを比較できます。最初の stable リリースが公開される前にメジャーリリース比較を使用する場合、マイナーバージョンにより API の安定レベルが定義されます。セマンティックバージョン (semver) 仕様では、最初の安定リリースは 1.0.0 バージョンとして公開されます。
| メジャーリリースの比較 | 一致する文字列 |
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