10.5.10. VMware vSphere のコントロールプレーン設定オプション


コントロールプレーンマシンセット仕様の値を編集することで、インフラストラクチャーや環境の変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。

コントロールプレーンマシンセットへの更新を保存すると、設定された更新ストラテジーに従って Control Plane Machine Set Operator がコントロールプレーンマシンを更新します。詳細は、制御プレーン設定の更新を参照してください。

次の YAML スニペットの例は、vSphere クラスターのプロバイダーの仕様と障害ドメインの設定を示しています。

10.5.10.1. サンプルの vSphere プロバイダー仕様

コントロールプレーンマシンセットプロバイダー仕様の値を編集することで、基盤となるインフラストラクチャーの変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。

以下の YAML の例は、VMware vSphere クラスターの有効な設定を示しています。

注記

既存のクラスター用のコントロールプレーンマシンセットを作成する場合、プロバイダーの仕様が、インストールプログラムによって作成されるコントロールプレーンマシンのカスタムリソース (CR) の providerSpec 設定と一致する必要があります。

CR の障害ドメインセクションで値が設定されているフィールドは省略できます。

vSphere providerSpec の値の例

apiVersion: machine.openshift.io/v1
kind: ControlPlaneMachineSet
metadata:
  name: cluster
  namespace: openshift-machine-api
spec:
# ...
  template:
# ...
      spec:
        providerSpec:
          value:
            apiVersion: machine.openshift.io/v1beta1
            credentialsSecret:
              name: vsphere-cloud-credentials
            dataDisks:
            - name: "<disk_name>"
              provisioningMode: "<mode>"
              sizeGiB: 20
            diskGiB: 120
            kind: VSphereMachineProviderSpec
            memoryMiB: 16384
            metadata:
              creationTimestamp: null
            network:
              devices:
              - networkName: <vm_network_name>
            numCPUs: 4
            numCoresPerSocket: 4
            snapshot: ""
            template: <vm_template_name>
            userDataSecret:
              name: master-user-data
            workspace:
              datacenter: <vcenter_data_center_name>
              datastore: <vcenter_datastore_name>
              folder: <path_to_vcenter_vm_folder>
              resourcePool: <vsphere_resource_pool>
              server: <vcenter_server_ip>

ここでは、以下のようになります。

spec.template.spec.providerSpec.value.credentialsSecret
クラスターのシークレット名を指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.dataDisks
1 つ以上のデータディスク定義を指定します。詳細は、「マシンセットを使用してデータディスクを設定する」を参照してください。
spec.template.spec.providerSpec.value.diskGiB
コントロールプレーンマシンの VM ディスクサイズを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.kind
クラウドプロバイダープラットフォームのタイプを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.memoryMiB
コントロールプレーンマシンに割り当てられるメモリーを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.valuenetwork

コントロールプレーンをデプロイするネットワークを指定します。

注記

クラスターが障害ドメインを使用する場合は、障害ドメインでこのパラメーターを設定します。障害ドメインを使用する際にプロバイダー仕様でこの値を指定した場合、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメイン内の値を使用します。

spec.template.spec.providerSpec.value.numCPUs
コントロールプレーンマシンに割り当てられる CPU の数を指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.numCoresPerSocket
各コントロールプレーン CPU のコア数を指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.template

user-5ddjd-rhcos など、使用する vSphere VM テンプレートを指定します。

注記

クラスターが障害ドメインを使用する場合は、障害ドメインでこのパラメーターを設定します。障害ドメインを使用する際にプロバイダー仕様でこの値を指定した場合、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメイン内の値を使用します。

spec.template.spec.providerSpec.value.userDataSecret
コントロールプレーンのユーザーデータシークレットを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.workspace

コントロールプレーンのワークスペースの詳細を指定します。

注記

クラスターが障害ドメインを使用する場合は、障害ドメインでこのパラメーターを設定します。障害ドメインを使用する際にプロバイダー仕様でこの値を指定した場合、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメイン内の値を使用します。

この節の以下のキーは、追加の詳細情報を示しています。

datacenter
コントロールプレーンの vCenter データセンターを指定します。
datastore
コントロールプレーンの vCenter データストアを指定します。
folder
/dc1/vm/user-inst-5ddjd などの vCenter の vSphere 仮想マシンフォルダーへのパスを指定します。
resourcePool
仮想マシンの vSphere リソースプールを指定します。
server
vCenter サーバーの IP または完全修飾ドメイン名を指定します。
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