2.2.4. MTU の移行の開始
クラスターネットワークとマシンインターフェイスの移行設定を指定して、最大伝送単位 (MTU) の移行を開始します。Machine Config Operator は、MTU 変更に備えてクラスターを準備するために、ノードのローリング再起動を実行します。
手順
MTU の移行を開始するには、次のコマンドを入力して移行設定を指定します。Machine Config Operator は、MTU の変更に備えて、クラスター内のノードをローリングリブートします。
$ oc patch Network.operator.openshift.io cluster --type=merge --patch \ '{"spec": { "migration": { "mtu": { "network": { "from": <overlay_from>, "to": <overlay_to> } , "machine": { "to" : <machine_to> } } } } }'ここでは、以下のようになります。
<overlay_from>- 現在のクラスターネットワークの MTU 値を指定します。
<overlay_to>-
クラスターネットワークのターゲット MTU を指定します。この値は、
<machine_to>の値を基準にして設定します。OVN-Kubernetes の場合、この値は<machine_to>の値から100を引いた値である必要があります。 <machine_to>- 基盤となるホストネットワークのプライマリーネットワークインターフェイスの MTU を指定します。
$ oc patch Network.operator.openshift.io cluster --type=merge --patch \ '{"spec": { "migration": { "mtu": { "network": { "from": 1400, "to": 9000 } , "machine": { "to" : 9100} } } } }'Machine Config Operator は、各マシン設定プール内のマシンを更新するときに、各ノードを 1 つずつ再起動します。すべてのノードが更新されるまで待機する必要があります。以下のコマンドを実行してマシン設定プールのステータスを確認します。
$ oc get machineconfigpools正常に更新されたノードには、
UPDATED=true、UPDATING=false、DEGRADED=falseのステータスがあります。注記Machine Config Operator は、デフォルトでプールごとに 1 つずつマシンを更新するため、クラスターのサイズに応じて移行にかかる合計時間が増加します。