10.5.3. Microsoft Azure のコントロールプレーン設定オプション


コントロールプレーンマシンセット仕様の値を編集することで、インフラストラクチャーや環境の変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。

コントロールプレーンマシンセットへの更新を保存すると、設定された更新ストラテジーに従って Control Plane Machine Set Operator がコントロールプレーンマシンを更新します。詳細は、制御プレーン設定の更新を参照してください。

次の YAML スニペットの例は、Azure クラスターのプロバイダーの仕様と障害ドメインの設定を示しています。

10.5.3.1. Azure プロバイダーの仕様例

コントロールプレーンマシンセットプロバイダー仕様の値を編集することで、基盤となるインフラストラクチャーの変更を反映するようにコントロールプレーンマシンを更新できます。

以下の YAML の例は、Microsoft Azure クラスターの有効な設定を示しています。

注記

既存のクラスター用のコントロールプレーンマシンセットを作成する場合、プロバイダーの仕様が、インストールプログラムによって作成されるコントロールプレーンマシンのカスタムリソース (CR) の providerSpec 設定と一致する必要があります。

CR の障害ドメインセクションで値が設定されているフィールドは省略できます。

以下の例では、<cluster_id> という文字列はインフラストラクチャー ID です。インフラストラクチャー ID は、インストールプログラムがクラスタープロビジョニング中に使用したクラスター ID と一致します。OpenShift CLI (oc) がインストールされている場合は、以下のコマンドを実行してインフラストラクチャー ID を取得できます。

$ oc get -o jsonpath='{.status.infrastructureName}{"\n"}' infrastructure cluster

Azure providerSpec の値の例

apiVersion: machine.openshift.io/v1
kind: ControlPlaneMachineSet
metadata:
  name: cluster
  namespace: openshift-machine-api
spec:
# ...
  template:
# ...
      spec:
        providerSpec:
          value:
            acceleratedNetworking: true
            apiVersion: machine.openshift.io/v1beta1
            credentialsSecret:
              name: azure-cloud-credential
              namespace: openshift-machine-api
            diagnostics: {}
            image:
              offer: ""
              publisher: ""
              resourceID: /resourceGroups/<cluster_id>-rg/providers/Microsoft.Compute/galleries/gallery_<cluster_id>/images/<cluster_id>-gen2/versions/412.86.20220930
              sku: ""
              version: ""
            internalLoadBalancer: <cluster_id>-internal
            kind: AzureMachineProviderSpec
            location: <region>
            managedIdentity: <cluster_id>-identity
            metadata:
              creationTimestamp: null
              name: <cluster_id>
            networkResourceGroup: <cluster_id>-rg
            osDisk:
              diskSettings: {}
              diskSizeGB: 1024
              managedDisk:
                storageAccountType: Premium_LRS
              osType: Linux
            publicIP: false
            publicLoadBalancer: <cluster_id>
            resourceGroup: <cluster_id>-rg
            subnet: <cluster_id>-master-subnet
            userDataSecret:
              name: master-user-data
            vmSize: Standard_D8s_v3
            vnet: <cluster_id>-vnet
            zone: "1"

ここでは、以下のようになります。

spec.template.spec.providerSpec.value.credentialsSecret.name
クラスターのシークレット名を指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.image
コントロールプレーンマシンセットのイメージの詳細を指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.image.resourceID
インスタンスタイプと互換性のあるイメージを指定します。インストールプログラムによって作成された Hyper-V 世代の V2 イメージには接尾辞 -gen2 が付いていますが、V1 イメージには接尾辞のない同じ名前が付いています。
spec.template.spec.providerSpec.value.internalLoadBalancer
コントロールプレーンの内部ロードバランサーを指定します。ControlPlaneMachineSet およびコントロールプレーン Machine CR には、このフィールドが必要です。空欄の場合は、有効な値を指定してください。
spec.template.spec.providerSpec.value.kind
クラウドプロバイダープラットフォームのタイプを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.location
コントロールプレーンマシンを配置するリージョンを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.osDisk
コントロールプレーンのディスク設定を指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.publicLoadBalancer

コントロールプレーンのパブリックロードバランサーを指定します。

注記

ユーザー定義のアウトバウンドルーティングを持つプライベート OpenShift Container Platform クラスターでは、publicLoadBalancer パラメーターを省略できます。

spec.template.spec.providerSpec.value.subnet
コントロールプレーンのサブネットを指定します。
spec.template.spec.providerSpec.value.userDataSecret
コントロールプレーンのユーザーデータシークレットを指定します。この値は変更しないでください。
spec.template.spec.providerSpec.value.zone

すべての障害ドメインに対して単一のゾーンを使用するクラスターのゾーン設定を指定します。

注記

クラスターが障害ドメインごとに異なるゾーンを使用する場合は、このパラメーターを障害ドメインで設定してください。各障害ドメインに異なるゾーンを使用する場合に、プロバイダー仕様でこの値を指定すると、Control Plane Machine Set Operator はその値を無視し、障害ドメインの値を使用します。

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