4.5.4. Insights Operator の収集操作のオンデマンド実行


次回の定期的なデータ収集操作まで待たなくても、OpenShift Container Platform Web コンソールまたはコマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して、カスタムの Insights Operator データ収集操作をオンデマンドで実行できます。

定期的なデータ収集操作では、設定手順として InsightsDataGather カスタムリソース定義 (CRD) を使用します。一方、同等の操作をオンデマンドで実行するには、DataGather CRD を設定する必要があります。

オンデマンドの DataGather 操作には、次の特徴があります。

  • 定期的なデータ収集 (InsightsDataGather) の仕様とは異なる CRD 設定が必要な、1 回限りのデータ収集に役立ちます。
  • 定期的なデータ収集から独立しています。オンデマンド用の DataGather CRD を作成した場合、その設定は定期的なデータ収集ジョブの InsightsDataGather CRD 仕様から独立したものになります。

カスタム仕様オプション

オンデマンドデータ収集操作では、必要に応じて次の項目をカスタマイズできます。

  • データの難読化を有効にして定義する: DataGather dataPolicy 仕様を定義することで、IP アドレスやワークロード名など、Red Hat Lightspeed アーカイブデータの追加の難読化を有効にできます。
  • 永続ストレージを有効にする: デフォルトでは、Insights Operator は一時ストレージを使用します。そのため、収集操作ごとに新しい Pod が作成され、収集操作と収集されたデータの履歴は保持されません。CRD で DataGather storage 仕様を定義することで、永続ストレージに切り替えて、直近 10 件までの収集操作のデータと履歴を保持できます。
  • 特定のデータ収集操作を除外する: DataGather gatherers 仕様を定義することで、特定の収集操作の実行を無効にできます。たとえば、クラスター認証操作またはワークロードデータ操作を無効にできます。
重要

収集操作をデフォルトのリストから除外すると、クラスターに対して Red Hat Lightspeed アドバイザーサービスが提供する推奨事項が削減または制限される可能性があります。

DataGather CRD でカスタム仕様オプションを設定しない場合は、デフォルトの Insights Operator データ収集ジョブが実行されます。つまり、すべての収集操作が実行され、収集されたデータは難読化されず、アーカイブファイルは保持されません。

オンデマンドで収集操作を実行すると、クラスターの Insights Operator 収集操作を無効にするために以前に適用した設定がすべてオーバーライドされます。

重要

DataGather カスタムリソースは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

注記

クラスターでテクノロジープレビューを有効にすると、Insights Operator は個々の Pod で収集操作を実行します。これは、Insights Operator のテクノロジープレビュー機能セットの一部であり、新しいデータ収集機能をサポートします。

4.5.4.1. Insights Operator の収集期間の表示

Insights Operator がアーカイブに含まれる情報を収集する際にかかる時間を表示できます。これは、Insights Operator のリソースの使用状況と Red Hat Lightspeed Advisor の問題を理解する上で役立ちます。

前提条件

  • Insights Operator アーカイブの最新のコピー。

手順

  1. アーカイブから /insights-operator/gathers.json を開きます。

    このファイルには、Insights Operator 収集操作のリストが含まれています。

        {
          "name": "clusterconfig/authentication",
          "duration_in_ms": 730, 
    1
    
          "records_count": 1,
          "errors": null,
          "panic": null
        }
    1
    duration_in_ms は、各収集操作にかかるミリ秒単位の時間です。
  2. 各収集操作に異常がないか検査します。
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