7.2.2. ベースイメージのオプション
アプリケーションをビルドするために選択するベースイメージには、Linux システムがアプリケーションのように表示されるソフトウェアのセットが含まれます。ユーザーが独自のイメージをビルドする場合、ソフトウェアはそのファイルシステム内に配置され、ファイルシステムはオペレーティングシステムのように表示されます。このベースイメージの選択により、コンテナーの将来の安全性、効率性およびアップグレードの可能性に大きな影響を与えます。
Red Hat は、Red Hat Universal Base Images (UBI) と呼ばれるベースイメージの新たなセットを提供します。これらのイメージは Red Hat Enterprise Linux をベースにしており、Red Hat が過去に提供していたベースイメージに類似していますが、1 つの大きな違いは、Red Hat サブスクリプションがなくても自由に再ディストリビューションできることです。そのため、UBI イメージの共有方法や環境ごとに異なるイメージを作成する必要性を心配することなく、UBI イメージ上にアプリケーションを構築できるようになります。
これらの UBI イメージは、標準で最小限の init バージョンです。また、Red Hat Software Collections イメージを、Node.js、Perl、Python などの特定のランタイム環境に依存するアプリケーションの基盤として使用できます。これらのランタイムベースイメージの特殊なバージョンは Source-to-Image (S2I) イメージと呼ばれています。S2I イメージを使用して、コードを、そのコードを実行できるベースイメージ環境に挿入できます。
S2I イメージは、OpenShift Container Platform Web UI から直接使用できます。Developer パースペクティブで、+Add ビューに移動し、Developer Catalog タイルで Developer Catalog で利用可能なすべてのサービスを表示します。
図7.2 特定のランタイムを必要とするアプリケーションの S2I ベースイメージを選択する