11.5.2. 重複したマシンセットとマシンリソース
Machine API リソースの Cluster API リソースへの移行をサポートするクラスターでは、リソースをリスト表示する OpenShift CLI (oc) コマンドの出力と OpenShift Container Platform Web コンソールで、一部のリソースのインスタンスが重複しているように見えます。
- 原因
デフォルトの設定オプションを使用する OpenShift Container Platform クラスターをインストールすると、インストールプログラムは
openshift-machine-apinamespace に以下のインフラストラクチャーリソースをプロビジョニングします。- 3 つのコントロールプレーンマシンを管理する 1 つのコントロールプレーンマシンセット。
- 3 台のコンピュートマシンを管理する 1 つ以上のコンピュートマシンセット。
- スポットインスタンスを管理する 1 つのマシンヘルスチェック。
- コンピュートマシンセットの仕様に従って作成されたコンピュートマシン。
Machine API リソースから Cluster API リソースへの移行をサポートするクラスターでは、双方向同期コントローラーが
openshift-cluster-apinamespace に次の Cluster API リソースを作成します。- 1 つのクラスターリソース。
- 1 つのプロバイダー固有のインフラストラクチャークラスターリソース。
- コンピュートマシンセットに対応する 1 つ以上のマシンテンプレート。
- 3 台のコンピュートマシンを管理する 1 つ以上のコンピュートマシンセット。
- マシンテンプレートとコンピュートマシンセットの仕様に従って作成されたコンピュートマシン。
- コンピュートマシンに対応するインフラストラクチャーマシン。
これらの Cluster API リソースの名前は、
openshift-machine-apinamespace 内の対応するリソースの名前と同じです。- 結果
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この動作により、リソースをリスト表示する
ocコマンドの出力と OpenShift Container Platform Web コンソールに、重複していると思われるマシンセットおよびマシンリソースのインスタンスが表示されます。 - 回避策
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リソースの名前が他の namespace 内の対応するリソースと同じであっても、現在の authoritative API を使用するリソースだけがアクティブです。同期コントローラーは、意図しないリコンシリエーションを防ぐために、現在の authoritative API を使用しない対応するリソースをプロビジョニングされていない (
Paused) 状態で作成および維持します。 - 結果
重複していると思われる各リソースのうち、一度にアクティブになるのは 1 つだけです。非アクティブな nonauthoritative リソースは機能に影響を与えません。
重要現在の authoritative API を使用する対応するリソースを削除する場合を除き、現在の authoritative API を使用しない nonauthoritative リソースは削除しないでください。
現在の authoritative API を使用していない nonauthoritative リソースを削除すると、同期コントローラーは、現在の authoritative API を使用する対応するリソースを削除します。詳細は、「予期しないリソース削除動作」を参照してください。