7.8. oc-mirror が生成したリソースを使用するためのクラスター設定
イメージセットをミラーレジストリーにミラーリングした後に、生成された ImageContentSourcePolicy
、CatalogSource
、およびリリースイメージの署名リソースをクラスターに適用する必要があります。
ImageContentSourcePolicy
リソースは、ミラーレジストリーをソースレジストリーに関連付け、イメージプル要求をオンラインレジストリーからミラーレジストリーにリダイレクトします。CatalogSource
リソースは、Operator Lifecycle Manager (OLM) Classic によって、ミラーレジストリー内の利用可能な Operator に関する情報を取得するために使用されます。リリースイメージの署名は、ミラーリングされたリリースイメージの検証に使用されます。
OLM v1 は ClusterCatalog
リソースを使用して、ミラーレジストリー内の使用可能なクラスター拡張機能に関する情報を取得します。
oc-mirror プラグイン v1 は ClusterCatalog
リソースを自動的に生成しないため、手動で作成する必要があります。ClusterCatalog
リソースの作成と適用の詳細は、「拡張機能」の「クラスターへのカタログの追加」を参照してください。
前提条件
- 非接続環境で、イメージセットをレジストリーミラーにミラーリングしました。
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとして OpenShift CLI (oc
) にログインします。 以下のコマンドを実行して、results ディレクトリーからクラスターに YAML ファイルを適用します。
oc apply -f ./oc-mirror-workspace/results-1639608409/
$ oc apply -f ./oc-mirror-workspace/results-1639608409/
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow リリースイメージをミラーリングした場合は、次のコマンドを実行して、リリースイメージの署名をクラスターに適用します。
oc apply -f ./oc-mirror-workspace/results-1639608409/release-signatures/
$ oc apply -f ./oc-mirror-workspace/results-1639608409/release-signatures/
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記クラスターではなく Operator をミラーリングしている場合、
$ oc apply -f ./oc-mirror-workspace/results-1639608409/release-signatures/
を実行する必要はありません。適用するリリースイメージ署名がないため、このコマンドを実行するとエラーが返されます。
検証
以下のコマンドを実行して、
ImageContentSourcePolicy
リソースが正常にインストールされたことを確認します。oc get imagecontentsourcepolicy
$ oc get imagecontentsourcepolicy
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して、
CatalogSource
リソースが正常にインストールされたことを確認します。oc get catalogsource -n openshift-marketplace
$ oc get catalogsource -n openshift-marketplace
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