9.17.19.6. OpenShift Virtualization における NUMA の制限
OpenShift Virtualization 仮想マシンで NUMA トポロジーを使用する場合、いくつかの制限がパフォーマンスと仮想マシン管理に影響を及ぼす可能性があります。
- 非対称トポロジー
- ホストスケジューラーは、特定の NUMA ノードを仮想マシンに割り当てることを保証できません。たとえば、再起動またはメンテナンスのために、仮想マシンが別のホストマシンに再スケジュールされた場合、新しいホストの物理 NUMA レイアウトが元のレイアウトと異なる場合があります。つまり、元のレイアウトや必要なレイアウトではなく、新しいホストの構成を反映した非対称の NUMA トポロジーが仮想マシンに与えられる可能性があります。この違いは、仮想マシンのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
- ライブマイグレーションの課題
- NUMA 対応の仮想マシンを別のホストノードに移行する場合、移行先ノードの NUMA トポロジーが移行元ノードの NUMA トポロジーと大きく異なると、移行が困難になる可能性があります。移行元と移行先の NUMA レイアウトが一致していないと、移行が完了した後に仮想マシンのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- PCI NUMA ノードのサポートがない
- GPU NUMA ゾーンの情報を仮想マシンに渡すための明示的なサポートはありません。そのため、仮想マシンのゲストオペレーティングシステムは、GPU などの PCI デバイスの NUMA 局所性を認識しません。これらのデバイスに大きく依存するワークロードでは、NUMA アーキテクチャー内で GPU のメモリーがアクセス元の CPU に対してローカルに配置されていない場合、この認識の不足によってパフォーマンスが低下する可能性があります。