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5.2. コマンドラインでシステムの登録

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本セクションは、コマンドラインで Red Hat Enterprise Linux 8 サブスクリプションを登録する方法を説明します。

注記
  • システムを自動登録すると、サブスクリプションサービスは、システムが物理システムまたは仮想システムであるかと、システムにあるソケット数を確認します。通常、物理システムはエンタイトルメントを 2 つを使用し、仮想システムは 1 つ使用します。システムのソケット 2 個に対して、エンタイトルメントが 1 つ必要です。
  • ホストを Red Hat に登録するエクスペリエンスを改善および簡素化するには、リモートホスト設定 (RHC) を使用します。RHC クライアントはシステムを Red Hat Insights および Red Hat Subscription Manager に登録し、システムを Insights データ収集の準備を整え、Insights for Red Hat Enterprise Linux から直接問題を修正できるようにします。詳細は、RHC の登録Insights を使用した修復 を参照してください。

前提条件

  • アクティブで、評価版ではない Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションを持っている。
  • Red Hat のサブスクリプションステータスを確認している。
  • Red Hat Enterprise Linux 8 サブスクリプションを受け取ったことがない。
  • カスタマーポータルからエンタイトルメントをダウンロードする前に、サブスクリプションをアクティベートしている。使用が予定されているインスタンスごとに、エンタイトルメントが 1 つ必要です。サブスクリプションのアクティベートに関するご質問は、Red Hat カスタマーサービスにお問い合わせください。
  • Red Hat Enterprise Linux 8  システムを正常にインストールし、root としてログインしている。

手順

  1. 端末ウィンドウを開き、Red Hat カスタマーポータルのユーザー名とパスワードを使用して Red Hat Enterprise Linux システムを登録します。

    # subscription-manager register --username [username] --password [password]
  2. システムが正常に登録されると、次の例のような出力が表示されます。

    # The system has been registered with ID: 123456abcdef
    # The registered system name is: localhost.localdomain
  3. システムのロールを設定します。次に例を示します。

    # subscription-manager role --set="Red Hat Enterprise Linux Server"
    注記

    利用可能なロールは、組織が購入したサブスクリプションと、Red Hat Enterprise Linux 8 システムのアーキテクチャーによって異なります。次のロールのいずれかを設定できます。Red Hat Enterprise Linux ServerRed Hat Enterprise Linux Workstation、または Red Hat Enterprise Linux Compute Node が含まれます。

  4. システムのサービスレベルを設定します。次に例を示します。

    # subscription-manager service-level --set="Premium"
  5. たとえば、システムの使用目的を設定します。

    # subscription-manager usage --set="Production"
  6. ホストシステムのアーキテクチャーに一致するエンタイトルメントに、システムを登録します。

    # subscription-manager attach --auto
  7. サブスクリプションが正常に登録されると、次のような出力が表示されます。

    Installed Product Current Status:
    Product Name: Red Hat Enterprise Linux for x86_64
    Status: Subscribed
    注記

    Red Hat Enterprise Linux 8 システムを登録する別の方法は、root ユーザーとしてシステムログインし、Subscription Manager グラフィカルユーザーインターフェイスを使用することです。

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