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16.7. システムを特定のベースラインに合わせるための修復用 Ansible Playbook の作成

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以下の手順に従って、必要な修復のみを含む Ansible Playbook を作成し、システムを特定のベースラインに合わせます。この例では、Health Insurance Portability and Accountability Act (HIPAA) プロファイルを使用します。この手順では、要件を満たしていない小規模の Playbook を作成します。以下の手順に従うと、システムを変更せずに、後のアプリケーション用にファイルの準備を行うだけです。

注記

RHEL 8.6 では、Ansible Engine は、組み込みモジュールのみを含む ansible-core パッケージに置き換えられました。Ansible 修復の多くは、community コレクションおよび Portable Operating System Interface (POSIX) コレクションのモジュールを使用することに注意してください。これは組み込みモジュールには含まれていません。この場合は、Bash 修復を Ansible 修復の代わりに使用できます。RHEL 8.6 の Red Hat Connector には、Ansible Core で修復 Playbook を機能させるために必要な Ansible モジュールが含まれています。

前提条件

  • scap-security-guide パッケージがインストールされている。

手順

  1. システムをスキャンして結果を保存します。

    # oscap xccdf eval --profile hipaa --results hipaa-results.xml /usr/share/xml/scap/ssg/content/ssg-rhel8-ds.xml
  2. 前の手順で生成されたファイルに基づいて Ansible Playbook を生成します。

    # oscap xccdf generate fix --fix-type ansible --profile hipaa --output hipaa-remediations.yml hipaa-results.xml
  3. hippa-remediations.yml ファイルには、手順 1 で実行されたスキャン中に失敗したルールの Ansible 修復が含まれています。この生成されたファイルを確認した後、ansible-playbook hipaa-remediations.yml コマンドで適用できます。

検証

  • お使いのテキストエディターで、手順 1 で実行したスキャンで失敗したルールが hipaa-remediations.yml ファイルに含まれていることを確認します。

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