5.4. UEFI ベースのシステムのブートオプションの編集


RHEL のインストール中に、UEFI ベースのシステムで GRUB ブートメニューを編集してパラメーターをカスタマイズできます。これにより、インストールが必ず要件を満たすための特定の設定を行えます。

前提条件

  • 起動可能なインストールメディア (USB、CD、または DVD) を作成している。
  • メディアからインストールを起動し、起動メニュー画面が開いている。

手順

  1. ブートメニューウィンドウから必要なオプションを選択し、e を押します。
  2. UEFI システムでは、カーネルコマンドラインは linuxefi で始まります。カーソルを linuxefi カーネルコマンドラインの最後に移動します。
  3. 必要に応じてパラメーターを編集します。たとえば、Federal Information Processing Standard (FIPS) 140 で義務付けられている暗号化モジュールのセルフチェックを有効にするには、fips=1 を追加します。

    linuxefi /images/pxeboot/vmlinuz inst.stage2=hd:LABEL=RHEL-9-4-0-BaseOS-x86_64 rd.live.\
    check quiet fips=1
  4. 編集が終了したら、Ctrl + X を押して、指定したオプションを使用してインストールを開始します。
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