52.2. フェンスデバイスの作成
					フェンスデバイスを作成するコマンドの形式は、以下のとおりです。利用可能なフェンスデバイス作成オプションのリストは、pcs stonith -h の出力を参照してください。
				
pcs stonith create stonith_id stonith_device_type [stonith_device_options] [op operation_action operation_options]
pcs stonith create stonith_id stonith_device_type [stonith_device_options] [op  operation_action operation_options]
以下のコマンドは、1 つのノードに対して、1 つのフェンシングデバイスを作成します。
pcs stonith create MyStonith fence_virt pcmk_host_list=f1 op monitor interval=30s
# pcs stonith create MyStonith fence_virt pcmk_host_list=f1 op monitor interval=30s
1 つのノードのみをフェンスできるフェンスデバイスや、複数のノードをフェンスできるデバイスもあります。フェンシングデバイスの作成時に指定するパラメーターは、フェンシングデバイスが対応しているか、必要としているかにより異なります。
- フェンスデバイスの中には、フェンスできるノードを自動的に判断できるものがあります。
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							フェンシングデバイスの作成時に 
pcmk_host_listパラメーターを使用すると、フェンシングデバイスで制御されるすべてのマシンを指定できます。 - 
							フェンスデバイスによっては、フェンスデバイスが理解する仕様へのホスト名のマッピングが必要となるものがあります。フェンシングデバイスの作成時に、
pcmk_host_mapパラメーターを使用して、ホスト名をマッピングできます。 
					pcmk_host_list パラメーターおよび pcmk_host_map パラメーターの詳細は、フェンシングデバイスの一般的なプロパティー を参照してください。
				
フェンスデバイスを設定したら、デバイスをテストして正しく機能していることを確認してください。フェンスデバイスをテストする方法は フェンスデバイスのテスト を参照してください。