第31章 ファイルシステムの永続的なマウント
システム管理者は、ファイルシステムを永続的にマウントして、非リムーバブルストレージを設定できます。
31.1. /etc/fstab ファイル リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					/etc/fstab 設定ファイルを使用して、ファイルシステムの永続的なマウントポイントを制御します。/etc/fstab ファイルの各行は、ファイルシステムのマウントポイントを定義します。
				
空白で区切られた 6 つのフィールドが含まれています。
- 
							
/devディレクトリーの永続的な属性またはパスで識別されるブロックデバイス。 - デバイスがマウントされるディレクトリー。
 - デバイス上のファイルシステム。
 - 
							ファイルシステムのマウントオプション。これには、ブート時にデフォルトオプションでパーティションをマウントする 
defaultsオプションが含まれます。マウントオプションフィールドは、x-systemd.option形式のsystemdマウントユニットオプションも認識します。 - 
							
dumpユーティリティーのオプションのバックアップを作成します。 - 
							
fsckユーティリティーの順序を確認します。 
						systemd-fstab-generator は、エントリーを /etc/fstab ファイルから systemd-mount ユニットに動的に変換します。systemd-mount ユニットがマスクされていない限り、systemd は手動アクティベーション中に /etc/fstab から LVM ボリュームを自動マウントします。
					
例31.1 /etc/fstab の /boot ファイルシステム
| ブロックデバイス | マウントポイント | ファイルシステム | オプション | バックアップ | チェック | 
|---|---|---|---|---|---|
|   
										  |   
										  |   
										  |   
										  |   
										  |   
										  | 
					systemd サービスは、/etc/fstab のエントリーからマウントユニットを自動的に生成します。