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53.9. フェンスデバイスの修正と削除

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次のコマンドを使用して、現在設定されているフェンシングデバイスのオプションを変更または追加します。

pcs stonith update stonith_id [stonith_device_options]

pcs stonith update コマンドを使用して SCSI フェンスデバイスを更新すると、stonith リソースが実行されているのと同じノードで実行中の全リソースを再起動することになります。RHEL 8.5 では、以下のコマンドのいずれかのバージョンを使用して、他のクラスターリソースを再起動しなくても SCSI デバイスを更新できます。RHEL 8.7 では、SCSI フェンスデバイスをマルチパスデバイスとして設定できます。

pcs stonith update-scsi-devices stonith_id set device-path1 device-path2
pcs stonith update-scsi-devices stonith_id add device-path1 remove device-path2

現在の設定からフェンスデバイスを削除する場合は次のコマンドを使用します。

pcs stonith delete stonith_id
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