41.4. Web コンソールで kdump の設定
					RHEL 8 Web コンソールを使用して、kdump 設定をセットアップおよびテストできます。Web コンソールでは、起動時に kdump サービスを有効にすることができます。Web コンソールを使用すると、kdump 用に予約されたメモリーを設定し、vmcore の保存場所を非圧縮形式または圧縮形式で選択できます。
				
41.4.1. Web コンソールで kdump メモリーの使用量およびターゲットの場所を設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
						RHEL Web コンソールインターフェイスを使用して、kdump カーネルのメモリー予約を設定し、vmcore ダンプファイルをキャプチャーするターゲットの場所を指定することもできます。
					
前提条件
- Web コンソールがインストールされており、アクセス可能である。詳細は、Web コンソールのインストール を参照してください。
 
手順
- 
								Web コンソールで、 タブを開き、Kernel crash dump スイッチをオンに設定して 
kdumpサービスを起動します。 ターミナルで
kdumpのメモリー使用量を設定します。以下に例を示します。sudo grubby --update-kernel ALL --args crashkernel=512M
$ sudo grubby --update-kernel ALL --args crashkernel=512MCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 変更を適用するにはシステムを再起動します。
- Kernel dump タブで、Crash dump location フィールドの末尾にある Edit をクリックします。
 vmcoreダンプファイルを保存するターゲットディレクトリーを指定します。- ローカルファイルシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Local Filesystem を選択します。
 SSH プロトコルを使用したリモートシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Remote over SSH を選択し、次のフィールドを指定します。
- Server フィールドに、リモートサーバーのアドレスを入力します。
 - SSH key フィールドに、SSH キーの場所を入力します。
 - Directory フィールドに、ターゲットディレクトリーを入力します。
 
NFS プロトコルを使用したリモートシステムの場合は、ドロップダウンメニューから Remote over NFS を選択し、次のフィールドを指定します。
- Server フィールドに、リモートサーバーのアドレスを入力します。
 - Export フィールドに、NFS サーバーの共有フォルダーの場所を入力します。
 Directory フィールドに、ターゲットディレクトリーを入力します。
注記Compression チェックボックスをオンにすると、
vmcoreファイルのサイズを削減できます。
オプション: View automation script をクリックして自動化スクリプトを表示します。
生成されたスクリプトを含むウィンドウが開きます。シェルスクリプトと Ansible Playbook 生成オプションのタブを参照できます。
オプション: Copy to clipboard をクリックしてスクリプトをコピーします。
このスクリプトを使用すると、複数のマシンに同じ設定を適用できます。
検証
- をクリックします。
 Test kdump settings の下にある Crash system をクリックします。
警告システムクラッシュを開始すると、カーネルの動作が停止し、システムがクラッシュしてデータが失われます。