42.6. kdump 設定のテスト
マシンが実稼働に入る前に、クラッシュダンププロセスが機能し、有効であることをテストできます。
以下のコマンドでは、カーネルがクラッシュします。以下の手順に従う場合は、注意を払ってください。アクティブな実稼働システムで、不注意に使用しないでください。
手順
-
kdump
を有効にしてシステムを再起動します。 kdump
が動作していることを確認します。# systemctl is-active kdump active
Linux カーネルを強制的にクラッシュさせます。
echo 1 > /proc/sys/kernel/sysrq echo c > /proc/sysrq-trigger
警告上記のコマンドによりカーネルがクラッシュし、再起動が必要になります。
もう一度起動すると、
/etc/kdump.conf
ファイルで指定した場所 (デフォルトでは/var/crash/
) にaddress-YYYY-MM-DD-HH:MM:SS/vmcore
ファイルが作成されます。注記このアクションで、設定の妥当性が確認されます。また、このアクションを使用して、一般的な作業負荷でクラッシュダンプの完了にかかる時間を記録することもできます。
関連情報