41.9. 暗号化されたディスクがあるシステムでの kdump の実行
LUKS 暗号化パーティションを実行すると、システムで利用可能なメモリーが一定量必要になります。システムが必要なメモリー量を下回ると、cryptsetup ユーティリティーがパーティションのマウントに失敗します。その結果、2 番目のカーネル (キャプチャーカーネル) で、暗号化したターゲットの場所に vmcore ファイルをキャプチャーできませんでした。
kdumpctl estimate コマンドは、kdump に必要なメモリーの量を見積もるのに役立ちます。kdumpctl estimate 値は、推奨される crashkernel 値を出力します。これは、kdump に必要な最適なメモリーサイズです。
推奨の crashkernel 値は、現在のカーネルサイズ、カーネルモジュール、initramfs、および暗号化したターゲットメモリー要件に基づいて計算されます。
カスタムの crashkernel= オプションを使用している場合、kdumpctl estimate は LUKS required size 値を出力します。この値は、LUKS 暗号化ターゲットに必要なメモリーサイズです。
手順
crashkernel=の推定値を出力します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
crashkernel=の値を増やして、必要なメモリー量を設定します。 - システムを再起動します。
それでも kdump がダンプファイルを暗号化したターゲットに保存できない場合は、必要に応じて crashkernel= を増やしてください。