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51.3. NFS 共有の設定

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次の手順では、NFS サービスのフェイルオーバー用の NFS 共有を設定します。

手順

  1. クラスターの両方のノードに、/nfsshare ディレクトリーを作成します。

    # mkdir /nfsshare
  2. クラスター内の 1 ノードで、以下の手順を行います。

    1. XFS ファイルシステムを使用した LVM ボリュームの設定 で作成した論理ボリュームを確認します。アクティブ化されたら、/nfsshare ディレクトリーの論理ボリューム上に作成したファイルシステムをマウントします。

      [root@z1 ~]# lvchange -ay my_vg/my_lv
      [root@z1 ~]# mount /dev/my_vg/my_lv /nfsshare
    2. /nfsshare ディレクトリー内に exports ディレクトリーツリーを作成します。

      [root@z1 ~]# mkdir -p /nfsshare/exports
      [root@z1 ~]# mkdir -p /nfsshare/exports/export1
      [root@z1 ~]# mkdir -p /nfsshare/exports/export2
    3. NFS クライアントがアクセスするファイルを、exports ディレクトリーに置きます。この例では、clientdatafile1 および clientdatafile2 という名前のテストファイルを作成します。

      [root@z1 ~]# touch /nfsshare/exports/export1/clientdatafile1
      [root@z1 ~]# touch /nfsshare/exports/export2/clientdatafile2
    4. ファイルシステムをアンマウントし、LVM ボリュームグループを非アクティブ化します。

      [root@z1 ~]# umount /dev/my_vg/my_lv
      [root@z1 ~]# vgchange -an my_vg
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