32.6. LDAP で自動マウント機能マップの格納
					自動マウントマップを、autofs マップファイルではなく LDAP 設定に保存するように autofs を設定します。
				
前提条件
- 
							LDAP から自動マウント機能マップを取得するように設定されているすべてのシステムに、LDAP クライアントライブラリーをインストールする必要があります。Red Hat Enterprise Linux では、
openldapパッケージは、autofsパッケージの依存関係として自動的にインストールされます。 
手順
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							LDAP アクセスを設定するには、
/etc/openldap/ldap.confファイルを変更します。BASE、URI、schemaの各オプションがサイトに適切に設定されていることを確認します。 自動マウント機能マップを LDAP に格納するためにデフォルトされた最新のスキーマが、
rfc2307bisドラフトに記載されています。このスキーマを使用する場合は、スキーマの定義のコメント文字を取り除き、/etc/autofs.conf設定ファイル内に設定する必要があります。以下に例を示します。例32.6 autofs の設定
DEFAULT_MAP_OBJECT_CLASS="automountMap" DEFAULT_ENTRY_OBJECT_CLASS="automount" DEFAULT_MAP_ATTRIBUTE="automountMapName" DEFAULT_ENTRY_ATTRIBUTE="automountKey" DEFAULT_VALUE_ATTRIBUTE="automountInformation"
DEFAULT_MAP_OBJECT_CLASS="automountMap" DEFAULT_ENTRY_OBJECT_CLASS="automount" DEFAULT_MAP_ATTRIBUTE="automountMapName" DEFAULT_ENTRY_ATTRIBUTE="automountKey" DEFAULT_VALUE_ATTRIBUTE="automountInformation"Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 他のすべてのスキーマエントリーが設定内でコメントされていることを確認してください。
rfc2307bisスキーマのautomountKey属性は、rfc2307スキーマのcn属性に置き換わります。以下は、LDAP データ交換形式 (LDIF) 設定の例です。例32.7 LDIF 設定
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