21.5. マウントポイントが複製されないようにする
マウントポイントをバインド不可としてマークし、別のマウントポイントに複製できないようにします。
手順
マウントポイントのタイプをバインド不可なマウントに変更するには、以下のコマンドを使用します。
# mount --bind mount-point mount-point # mount --make-unbindable mount-point
あるいは、選択したマウントポイントとその下のすべてのマウントポイントのマウントタイプを変更する場合は、
--make-unbindable
の代わりに、--make-runbindable
オプションを使用します。これ以降、このマウントの複製を作成しようとすると、以下のエラーが出て失敗します。
# mount --bind mount-point duplicate-dir mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on mount-point, missing codepage or helper program, or other error In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so
例21.4 /media が複製されないようにする
/media
ディレクトリーが共有されないようにするには、以下のコマンドを実行します。# mount --bind /media /media # mount --make-unbindable /media
関連情報
-
システム上の
mount(8)
man ページ