52.2. クラスターサービスの有効化および無効化
次のコマンドを使用して、クラスターサービスを有効にします。これにより、指定した 1 つ以上のノードで起動時にクラスターサービスが実行されるように設定されます。
ノードがフェンスされた後にクラスターに自動的に再参加するようになり、クラスターが最大強度を下回る時間が最小限に抑えられます。クラスターサービスを有効にしていないと、クラスターサービスを手動で開始する前に、管理者が問題を調査できます。これにより、たとえばハードウェアに問題があるノードで再度問題が発生する可能性がある場合は、クラスターに戻さないようにできます。
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--all
オプションを使用すると、全ノードでクラスターサービスが有効になります。 - ノードを指定しないと、ローカルノードでのみクラスターサービスが有効になります。
pcs cluster enable [--all | node] [...]
指定した 1 つまたは複数のノードの起動時に、クラスターサービスが実行されないよう設定する場合は、次のコマンドを使用します。
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--all
オプションを指定すると、全ノードでクラスターサービスが無効になります。 - ノードを指定しないと、ローカルノードでのみクラスターサービスが無効になります。
pcs cluster disable [--all | node] [...]