40.2. sysctl でカーネルパラメーターの一時的な設定
sysctl
コマンドを使用して、実行時に一時的にカーネルパラメーターを設定します。このコマンドは、調整可能パラメーターのリスト表示およびフィルタリングにも便利です。
前提条件
- root 権限がある。
手順
すべてのパラメーターとその値をリストします。
sysctl -a
# sysctl -a# sysctl -a
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記# sysctl -a
コマンドは、ランタイム時およびシステムの起動時に調整できるカーネルパラメーターを表示します。パラメーターを一時的に設定するには、次のように入力します。
sysctl <TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE>
# sysctl <TUNABLE_CLASS>.<PARAMETER>=<TARGET_VALUE>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 上記のサンプルコマンドは、システムの実行中にパラメーター値を変更します。この変更は、再起動なしですぐに適用されます。
注記変更は、システムの再起動後にデフォルトに戻ります。