23.8. systemd.automount とマウントユニットを使用してファイルシステムを必要に応じてマウントする


マウントポイントがマウントユニットによって定義されている場合、automount systemd ユニットを使用して、ファイルシステムを必要に応じてマウントします。マウントごとに自動マウントユニットを追加して有効にする必要があります。

手順

  1. マウントユニットを作成します。以下に例を示します。

    mount-point.mount
    [Mount]
    What=/dev/disk/by-uuid/f5755511-a714-44c1-a123-cfde0e4ac688
    Where=/mount/point
    Type=xfs
  2. マウントユニットと同じ名前で、拡張子が .automount のユニットファイルを作成します。
  3. ファイルを開き、[Automount] セクションを作成します。Where= オプションをマウントパスに設定します。

    [Automount]
    Where=/mount/point
    [Install]
    WantedBy=multi-user.target
  4. システムが新しい設定を登録するように、新しく作成されたユニットをロードします。

    # systemctl daemon-reload
  5. 代わりに、自動マウントユニットを有効にして起動します。

    # systemctl enable --now mount-point.automount

検証

  1. mount-point.automount が実行されていることを確認します。

    # systemctl status mount-point.automount
  2. 自動マウントされたディレクトリーに目的のコンテンツが含まれていることを確認します。

    # ls /mount/point

関連情報

  • システム上の systemd.automount(5) および systemd.mount(5) man ページ
  • systemd の管理
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.