16.4.9. ステップ 9: 同期の開始
同期合意を作成したら、同期を開始します。
コマンドラインでの同期の開始
コマンドラインで同期を開始するには、以下を実行します。
# ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h server.example.com -x dn: cn=replication_agreement_name,cn=replica,cn="dc=example,dc=com",cn=mapping tree,cn=config changetype: modify replace: nsds5beginreplicarefresh nsds5beginreplicarefresh: start
初期化が完了すると、Directory Server はレプリカ合意エントリーから
nsds5BeginReplicaRefresh
属性を自動的に削除します。
コンソールを使用した同期の開始
- コンソールの Configuration タブに移動します。
- Replication フォルダーを開き、適切なデータベースを展開します。
- 同期合意を選択します。
- 合意を右クリックしたり、Object メニューを開きます。
何らかの理由で同期が停止した場合には、同期合意メニューからこれを選択して、別の合計更新(再同期)を開始します。合計更新(再同期)を開始すると、データベースの削除や上書きは行われません。