15.2.2. コマンドラインを使用したコンシューマーの設定


コマンドラインを使用してコンシューマーを設定するには、コンシューマーホストで以下の設定が必要です。
  1. レプリカエントリーを作成します。
    # ldapadd -D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h consumer.example.com -x
    
    dn: cn=replica,cn=dc\=example\,dc\=com,cn=mapping tree,cn=config
    objectclass: top
    objectclass: nsds5replica
    objectclass: extensibleObject
    cn: replica
    nsds5replicaroot: dc=example,dc=com
    nsds5replicaid: 65535
    nsds5replicatype: 2
    nsds5ReplicaBindDN: cn=replication manager,cn=config
    nsds5flags: 0
    重要
    以下の例に示すように、レプリカエントリーの cn パラメーターを replica に設定する必要があります。Directory Server は、パラメーターを異なる値に設定するとエントリーを無視します。
    このエントリーは、レプリケーションに参加しているようにデータベースと接尾辞を特定し、データベースがレプリカの種類を設定します。
  2. nsslapd-referral パラメーターをサプライヤーサーバーの LDAP URL に、nsslapd-state を更新時に参照 するように設定します。以下に例を示します。
    # ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h consumer.example.com -x
    dn: cn=dc\=example\,dc\=com,cn=mapping tree,cn=config
    changetype: modify
    replace: nsslapd-referral
    nsslapd-referral: ldap://supplier.example.com:389/dc\=example\,dc\=com
    -
    replace: nsslapd-state
    nsslapd-state: referral on update
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