9.9.3. SASL Identity マッピングの設定
SASL ID マッピングは、Directory Server またはコマンドラインから設定できます。SASL 認証に対して SASL ID を機能させるには、マッピングが 1 つ返す必要があり、一致するエントリーと Kerberos をホストマシンに設定する必要があります。
9.9.3.1. コンソールからの SASL アイデンティティーマッピングの設定
- Directory Server コンソールで、Configuration タブを開きます。
- SASL Mapping タブを選択します。
- 新しい SASL ID マッピングを追加するには、ボタンを選択し、必要な値を入力します。
- Nameこのフィールドは SASL マッピングの一意の名前を設定します。
- 正規表現。このフィールドは、\(.*\) などの DN コンポーネントに一致するために使用される正規表現を設定します。このフィールドは、SASL マッピング LDIF エントリーの nsSaslMapRegexString 値に対応します。
- 検索ベース DN。このフィールドは、ou=People,dc=example,dc=com などのエントリーをマップするために検索するベース DN を指定します。このフィールドは、SASL マッピング LDIF エントリーの nsSaslMapBaseDNTemplate 値に対応します。
- 検索フィルターこのフィールドには 、(objectclass=*) などの置き換えるコンポーネントの検索フィルターを指定します。このフィールドは、SASL マッピング LDIF エントリーの nsSaslMapFilterTemplate 値に対応します。
SASL アイデンティティーマッピングを編集するには、SASL Mapping タブでそのアイデンティティーを強調表示し、 をクリックします。値を変更して保存します。
SASL アイデンティティーマッピングを削除するには、それを強調表示し、
。ダイアログボックスが、削除を確定します。