G.4.3.3. 管理者エントリーの変更
管理コンソールをインストールすると、コンソールの管理者アクセスで 2 つのエントリーが作成されます。メインエントリーは Configuration Administrator で、設定ディレクトリー全体(o=NetscapeRoot)にアクセスして変更することを承認されています。Configuration Administrator エントリーは、uid=username,ou= Administrators,ou=TopologyManagement,o=NetscapeRootエントリーに保存されます。
Configuration Administrator のユーザー名とパスワードは、サーバーの起動、停止、再起動など 、限られた数のタスクを実行できる管理 サーバー管理者(管理サーバー管理者)を作成するために自動的に使用されます。Directory Server の実行中にユーザーが Red Hat 管理コンソールにログインするように、Administration Server Administrator が作成されます。管理サーバー管理者には LDAP エントリーがありません。管理サーバーの設定ファイル
/usr/share/dirsrv/properties/admpw
に存在します。
重要
これらはインストール時に同時に作成されますが、その時点で Configuration Administrator と Administration Server Administrator は 2 つの異なるエンティティーです。Red Hat 管理コンソールは、ユーザー名またはパスワードが変更された場合に、他について同じ変更を自動的に加えません。
G.4.3.3.1. 設定管理者およびパスワードの変更
- Users and Groups で、Advanced をクリックします。
- Configuration Administrator を検索します。Configuration Administrator を入力します。オブジェクトを選択し、デフォルトで管理者のユーザー名である
- 検索結果の一覧から Configuration Administrator を選択し、Edit をクリックします。
- 管理者の
uid
およびパスワードを変更します。uid
は、コンソールにログインしてコマンドを実行するために使用する naming 属性です。
注記
Configuration Administrator エントリーを編集時に Configuration Administrator としてコンソールにログインしている場合は、ディレクトリーのログイン情報を更新します。
- Users and Groups タブで、トップメニューの メニューをクリックし、 を選択します。
- Bind DN および Bind Password フィールドを Configuration Administrator の新しい情報で更新し、OK をクリックします。