9.11. SASL メカニズムの設定
デフォルトでは、Directory Server は、簡単な認証とセキュリティーレイヤー (SASL) ライブラリーがサポートするすべてのメカニズムを有効にします。これらは、root dse
supportedSASLMechanisms
パラメーターに一覧表示されます。特定の SASL メカニズムを有効にするには、cn=config エントリーに nsslapd-allowed-sasl-mechanisms
属性を設定します。たとえば、GSSAPI および DIGEST-MD5 メカニズムのみを有効にするには、以下を実行します。
# ldapmodify -D "cn=Directory Manager" -W -x dn: cn=config changetype: modify replace: nsslapd-allowed-sasl-mechanisms nsslapd-allowed-sasl-mechanisms: GSSAPI, DIGEST-MD5
注記
EXTERNAL が
nsslapd-allowed-sasl-mechanisms
属性に記載されていない場合でも、このメカニズムは常に有効になります。