13.4.2.3. cn=tasks エントリーを使用した参照インデックスの作成
vlvindex スクリプトを実行する代わりに、インデックスタスクを直接開始することもできます。
注記
インデックスタスクの実行は、vlv index スクリプトの実行 と同じです。
Directory Server 設定の cn=tasks,cn=config エントリーは、サーバーがタスクの管理に使用する一時的なエントリーのコンテナーエントリーです。複数の共通ディレクトリータスクには、cn=tasks,cn=config の下にコンテナーエントリーがあります。一時タスクエントリーは、cn =index,cn=tasks,cn=config の下に作成し、インデックス操作を開始できます。
このタスクエントリーには、一意の名前(
cn
)と他の属性 nsIndexVLVAttribute
が必要です。これにより、VLV インデックスの生成に使用する参照インデックス定義エントリーの名前を指定します。
以下に例を示します。
# ldapmodify -a
-D "cn=Directory Manager" -W -p 389 -h server.example.com -x
dn: cn=example VLV index,cn=index,cn=tasks,cn=config
changetype: add
objectclass: extensibleObject
cn: example VLV index
nsIndexVLVAttribute: "by MCC ou=people,dc=example,dc=com"
タスクが完了するとすぐに、エントリーはディレクトリー設定から削除されます。
『Red Hat Directory Server の設定、コマンド、およびファイルリファレンス』 には、cn=tasks エントリーで Directory Server タスクの実行に関する詳細情報が記載されています。